(中也side)
この日俺は首領からの命令で謎の無差別殺人事件を太宰と追っていた。太宰がどっかに行きやがったせいで探す羽目となり路地に入れば居たのは裏切り者の太宰だった。
何の話なのかさっぱり分からず太宰が向いていた方を目にやれば其処に居たのは俺とそっくりの奴だった
どうやら本人も何が何なのか分からないらしい
此奴何者だ?
あり得るはずがない。
鬼?鬼って何だ?
何かに反応した此奴は突然立ち上がり
走っていった
その瞬間
と女の叫び声が聞こえた
女が走って入った路地に入れば其処には女を襲おうとする何かと刀を持った女
女を襲おうとしていた何かは悶えてる隙にそいつは素早く何かから引き離していた
鬼殺隊?何の話だ?
そう眩くそいつは何かを撃ち込んでいた
それを合図に何かは首を中心に赤紫に変色し動かなくなった
そう何かは死んでいた
そう返事を聞いた後にしだしたのは怪我の手当だった
女に手を貸すと同時に太宰は足に向けてナイフを投げた
今迄黙って見ていた太宰はそう言う。正直俺にはあれが人間かどうかまだ分からない
てか此奴俺に向けて言ってるのと同じだよな?
少し目を向ければ自分でナイフを抜いていた
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。