第26話

溶け合うカラダ
2,510
2021/04/06 06:53



それから




時間差で事務所を出た…


雑居ビルのコンビニで
適当に飲みものと晩ご飯らしきものを買った
そして
それぞれ別のタクシーに乗った


オレの自宅近くでお互い降りて
時間差でマンションへ




















きょも
きょも
お邪魔します/////
ほくと
ほくと
どぞッ/////


バタン…

ドア閉めたと途端…


2人きり…
邪魔するモノもない


だとしたら…

今までガマンしてた分、タガが外れる
ほくと
ほくと
京本…/////
京本を後ろから抱きしめた
きょも
きょも
ッ/////
ほくと
ほくと
このまま食べちゃってもいい?
きょも
きょも
ダメだよッ/////
ほくと
ほくと
ダメなんだ?ペチャ…チュッ♡
真っ赤になる京本の耳を甘噛みしてしまう
ホントにこのまま食べてしまいたい←


ほくと
ほくと
チュッ…チュッ…♡
きょも
きょも
ココ、玄関だよ?/////
ほくと
ほくと
いーじゃん…チュッ…ペチャ♡
きょも
きょも
ほくッ…ハァッ/////
京本の全てを知りたい…
今まで遠回りした分、


ガマンした分…味わっていた


そしたら
力いっぱいオレを押し返して腕のリーチ分離れた
(やっぱりオトコなんだ、と実感)
きょも
きょも
北斗っていつもそうなの?
ほくと
ほくと
え?
予想してない言葉が投げかけられ


止まってしまう
きょも
きょも
あの…さ…
言いにくそうに言葉を紡ぎ出す…
ほくと
ほくと
ん?
きょも
きょも
女の子とかさ…連れ込んで
こんなふうにするの?/////
オレのこと、少し睨んでるけど
結局、上目遣いになってるから可愛いしかない、笑
ほくと
ほくと
ヤキモチ?気になるの?
きょも
きょも
え…だって…一応オトコだし…
ほくと
ほくと
そりゃ…昔はね…
きょも
きょも
…やっぱり…(๑˘・з・˘)ブ-
拗ねる京本は天使ですか?
ほくと
ほくと
(。-∀-)フッ。
今は京本しか触れたくないけど?
手首を掴んで引き寄せた
きょも
きょも
ッ/////
ほくと
ほくと
じゃあ…続けていい?
きょも
きょも
ココは…ヤダ、笑
ホントに困ってるみたい、笑
ほくと
ほくと
そかッ/////
ポリポリと頭を掻きながら
部屋の真ん中へ案内した、笑
ほくと
ほくと
狭い部屋でごめん…
きょも
きょも
北斗っぽい部屋だね
(๑´ლ`๑)フフ♡
ほくと
ほくと
そう?
きょも
きょも
シンプルだし
マンガないし、笑
ほくと
ほくと

とりあえずソファ座って…
きょも
きょも
ありがとう/////


買ってきたモノを並べて

お腹を満たす…






そして…


ほくと
ほくと
じゃあ…
先にシャワー使って
きょも
きょも
あの…ありがとう/////

もちろん

シャワーはちゃんと別々だったからなッ/////



きょも
きょも
北斗の匂いだ…♡
オレのパジャマに袖を通して 
クンクンと確認する
ほくと
ほくと
/////
きょも
きょも
実はね、仕事のとき
だいたい先に
北斗が車乗ってるでしょ?
ほくと
ほくと
うん…/////
きょも
きょも
その車のドアを開けた時
フワッと柔軟剤の匂いがね…
好きだったんだ♡
ほくと
ほくと
そーなんだ/////
きょも
きょも
その匂いと同じだ(⑅•ᴗ•⑅)
オレのパジャマを身につけてるだけでも
今までの事を考えるとありえないのに


目の前の京本がオレの匂いが好きだと
言ってる姿…


閉じ込めたくなる/////


だけど
平常心を装って
ほくと
ほくと
よかったら
ベッド使って…
オレがいつも使ってるシングルベッドへと
案内する
きょも
きょも
北斗は?
ほくと
ほくと
オレは…ソファで大丈夫だから/////
そう言って1mも離れてないソファに
身体を向けた

すると…

オレのパジャマの裾を持って
きょも
きょも
一緒に…ダメ?
ほくと
ほくと
/////
せっかくガマンしてたのに…


仕方ないな…と心が喜んでる、笑
ほくと
ほくと
いーの?♡
きょも
きょも
…うん/////
部屋の照明を消して

ベッドサイドのライトを灯した


京本のキレイな顔が間接照明で
さらにキレイに照らされる
そんな京本を見るだけで
心臓がうるさい…/////
ほくと
ほくと
京本…/////
きょも
きょも
…/////
オレが先にベッドに入り奥へ
京本入るスペースを作る

そして
掛け布団を少しめくり

ほくと
ほくと
おいで…/////
そう言うと…ホントに京本が…
きょも
きょも
うん…/////
遠慮がちに一緒のベッドへ



そして
オレに背を向けた
ほくと
ほくと
こっち向かないの?
そっと後ろから抱きしめて 
京本の後ろ髪に顔を埋めた
きょも
きょも
北斗が近くにいるだけで
心臓がドキドキして…
顔見れないよッ/////
そう言いながらモゾモゾする京本、
それだけ可愛いんだけど?
ほくと
ほくと
ねぇ…こっち向いて?
きょも
きょも
ヤダ、(๑´ლ`๑)フフ♡…
あー、可愛い( * ֦ơ﹃ơ֦)
絶対こっち向かせたい


身を乗り出して京本の耳を食べだした
きょも
きょも
ンッ…くすぐったいッ/////
カラダをモゾモゾとくねらせる
ほくと
ほくと
可愛い顔見せて?ペチャ…チュッ♡
きょも
きょも
ンッ…分かったッ…からッ…ンァッ/////
ほくと
ほくと
チュッ…ふふっ♡
きょも
きょも
こう?/////
京本はゆっくりと上を向いてくれた

やっと顔が見えたと思ったら
布団をスッポリと上までかぶってしまった
ほくと
ほくと
京本の顔、見えない、笑
きょも
きょも
だって…/////
少しだけ顔を覗かせてオレをチラッとみる

京本のキレイな目がオレを見る
今は…もう目を逸らしたくない
きょも
きょも
こんなに近くに
北斗の顔があるなんて…
恥ずかしいよ/////
ほくと
ほくと
こんなに近くで見れるなんて 
オレも恥ずかしいけど
もっと見たい/////
しっかり顔が見えるように
布団をズラして…

唇を近づける
きょも
きょも
北斗…
ほくと
ほくと
京本…


鼻先が触れ合う距離まで近づいたとき

オレの唇にそっと触れて“お預け”
きょも
きょも
あのさ…お願いあるんだけど…/////
ほくと
ほくと
ん?
きょも
きょも
オレの名前…/////
ほくと
ほくと
ん?
顔がさらに赤く染まってく
きょも
きょも
たいが…って呼んでくれない?/////
ほくと
ほくと
え?…急に…モゴモゴ…/////
不意打ちの言葉に対応できず
困ってると
きょも
きょも
なんだよッ…いーよッ別にッ/////
言ってしまった恥ずかしさを隠すように、笑
ムクれてしまった大我は
また布団で可愛い顔を隠してしまった、笑
ほくと
ほくと
京本ッ…拗ねんなよッ♡
布団をクイっと引っ張ってみる
きょも
きょも
北斗…嫌いッ/////
やっと好きって伝えられたのに
もう嫌われるのは、さすがに困る、笑


好きだとちゃんと伝えなきゃ、笑
ほくと
ほくと
オレは…好きだよ?
唇をまた近づけて重ねる直前に
ほくと
ほくと
大我…/////
って呼んでみた/////


きょも
きょも
ッ…(〃ノωノ)
嬉しそうに恥ずかしそうに
綻んだ顔をして

それから上目遣いでオレを見つめた


ほくと
ほくと
たいが…♡
もう一度…その愛おしい名前を口にする
きょも
きょも
もっと…♡
ゆっくりと唇同士の距離を縮めて
ほくと
ほくと
大我…好きだよ…チュッ♡
きょも
きょも
ンッ…チュッ/////
最初はついばむような
触れるだけのKissをした





そして
ピンク色の唇に
白い頬に、おデコに
ほくと
ほくと
チュッ…チュッ…チュッ♡
きょも
きょも
ンッ…ンッ…/////
可愛い唇から溢れ出す吐息…


ホントに今、

京本が…大我が
オレと混ざりあって

溶けていった…/////





















気づいたら


2人は

手を繋いで眠りに落ちていた…






NeXT → 2人の甘い朝をお楽しみください、笑
チャプター題名はひみちゅ♡


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