第2話

心配いらない❤
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2023/10/26 10:02 更新







    付き合って2年の彼氏に浮気された。






































………………






ある日友達とカフェでランチを楽しんでいると



















大きな吹き抜けの窓から
楽しそうに知らない女の人と手を繋いで歩いている







































彼、樹を見つけた。

















私の頭が追いついていない中
その女の腰に手を回し颯爽と消えていった。




















































あなた
どうし…て、



頭が真っ白になった。












……………………………………











結局その日はお茶会も打ち切ってもらって家に帰った。






樹と過ごした家に。








2年間の幸せが詰まった家に。















今日一日身につけていた1年記念日で貰ったおそろいのネックレスを外して壁にかける。
















ふと目に映ったのはテレビの横に飾られた二人の写真。















幸せそうな二人の顔に
別れだなんて寂しい言葉は似合わなかった。




洗面所に並んだ歯ブラシも、





















今日は仕事がオフだからって作っておいたのに
結局食べてくれなかった昼食も


































ベッドの上に置いてある2つの枕も





































私の心を簡単に壊していく。
































ただただ辛かった。





































……………………………………


















深夜2時










さっき樹が帰ってきて1人でお酒を飲んでいる。






























私はテレビの前のソファでスマホを触っていた。

















































樹がビールの缶を一本切らしたところで話を切り出した。




















あなた
樹。







田中樹
田中樹
ん?
あなた
ちょっと話があるんだけど、
あなた
こっち座ってくれない?



私の隣に座ってくれるよう促す。
田中樹
田中樹
なんで?
あなた
いいから。来て?


めんどくせえと言いながら少し私と距離を空け、
勢いよくソファに座った。










田中樹
田中樹
で、何の話?
あなた
樹、
























あなた
私になんか隠してることあるよね?


息詰まりを感じながらもちゃんと言葉を繋いだ。





















田中樹
田中樹
は?


一段と不機嫌になる樹の表情。


田中樹
田中樹
何も隠してねえよ。
あなた
嘘。





あなた
私見たよ。今日知らない人と歩いてたよね。
あなた
腰に手回して。
あなた
どういうつもり…?


































田中樹
田中樹
…お前のせいだよ、
うつむいたまんま樹がそうつぶやいた。















田中樹
田中樹
お前はもういい。
田中樹
田中樹
俺はもう…お前を女として見れない。
田中樹
田中樹
もう、好きじゃない。

 


   















あなた
…なに、その勝手な理由、
あなた
私、ずっと…ずっと樹のこと信じてたのに!!!!
あなた
何でそんなこと言われないといけないn…
田中樹
田中樹
うるせえよっ!!!!!!!!!!
段々イライラしてきてしびれを切らした樹が




勢いよく立ち上がって机をバンッ!!!!!と叩き
私に向かって叫んだ。






 


田中樹
田中樹
俺はな、もう…



田中樹
田中樹
てめえみたいなクソ女に興味はねえんだよ。











田中樹
田中樹
いつまでも俺が
お前のこと好きだと思うなよ?







彼が少しうつむいてから




























田中樹
田中樹
………お前とはもう一生顔も合わせたくない。






































田中樹
田中樹
俺のことももう忘れろ。
田中樹
田中樹
俺達はこうなる運命だったんだよ。
































田中樹
田中樹
俺じゃない誰かと幸せになれ。


















田中樹
田中樹
じゃあな。










そういい捨てて財布とスマホを持ち















家から出ていった。











































あぁ…終わった。








































もうこれで…おしまいだ、























樹と過ごした日々が















樹の笑顔が





















私の脳裏に、心に、頭に、鼓動に…





















全身に染み付いて離れない。





















テレビの横に飾られた写真を手に取り
















思い切り地面に投げつけた。







































パリンッッ!!!!

















と、大きな音を立てて破片が宙を舞った。












































私はその場に泣き崩れた。




















Next…

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