気絶した奴を発見されやすい且つ、防犯カメラのない路地裏手前で放置し、歩き出す
2つ折りになって壊れたスマホは回収しなかった。何も証拠となるものがないから
新しいスマホを何処かで入手しとかなきゃな…と思いつつ、ニュースのことが頭に過ぎった
『平和の象徴 引退』…やはり世間様は長年支えられてきた柱が劣化して崩壊するのがお気に召さないようだ
彼…オール・フォー・ワンのこと触れられることはあるが、僕たちヴィラン連合については語られない
あったとしても、親玉なる彼が捕まったことで、時期に逮捕されると楽観視しているものが目立つ
ここから更に崩壊は進む。彼らを裏切って、この世界を嬲って、血で染めて、僕らの居場所を返してもらう
それでもお前らのそんなチャチな正義を飾そうって言うなら、脳ごとひっくり返しちまえ
イライラ、とする中でふと思う。僕は一体何をしたいのかと。勿論、世界を壊したいのはそうなのだが…
死柄木たちの夢を叶えるために動く奴隷にもなりたいけれど、この世界を支配する主人にもなりたい
幼なじみたちを最高から最低まで、ジェットコースターのように叩き落としたい
ヒーローを目指す健気な少女を演じていたいけど、残虐で非情なヴィランでもありたいんだ
だって爆豪たちが無知で穢れのない美女なら、僕はそれを食らう穢れた野獣になってもいいんだから
ちゃんと愛しているんだ、君たちが幼なじみだからという理由だけじゃなく、君たちの核心に触れたいんだ。きっと最高に面白いから
僕の、芯は












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。