『 もうすぐで着くからな ! 』
「 うん、ありがとう 」
少しの会話と時間が過ぎると
君が来たことを知らせる音が部屋に鳴り響いた
インターフォン越しに大好きな声が聞こえたから
1秒でも早く君に逢いたかったから
自然と早くなる足取りで玄関まで向かった
「 マナくん ! 」
そう言ってドアを開けると
私を見るなり満面の笑みで君が話した
『 あなたー !! 』
『 会うの久しぶりやな 笑 元気しとったか? 』
君の声も顔も全部が優しくて愛おしくて
溢れそうになる感情と段々と早くなる鼓動に
今だけは正直にいれるのはきっと
他の誰でもない、君だから












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!