ローフェン・ファンバードside
国家という言葉に驚きを隠せていないミッチェルちゃん
不安そうにルーミスの顔を覗き込む彼女、凄く気にかけてるようだ
弟にこんな友達がいるなんて、兄の俺も嬉しい限りだ
心配しているミッチェルちゃんを宥めながら進む。
辺りを見回すとやはり何百人もの警備隊が立っていた。
警戒しながらルーミスを見る。やはり顔色は良くない
俺はルーミスを抱えながらミッチェルちゃんの手を引く。
何人かに見つかったが最小限の攻撃で相手を眠らせる。
なんとか通り抜けた先には、誰もいない部屋に入る。
そういい抱えていたルーミスを寝かせる。冷や汗がすごい、
それに息も上がっているみたいだ
ルーミス・ファンバードside in夢の中
目覚めると何もない空間が広がる。一体どうなってるんだ?
悩んでいるとめのまえに少し霞んで見える見覚えのある一軒家
言葉を発した直後、思い出したことがあった。
それは僕自身が眠りについていた事、眠っていることを確かめるために
頬をつねる、痛くない…ということは夢だ。
……自分でしたけどこれん本当に使う時が来るんだ
納得しながら家の中を散策する。
揃えられた棚。ホコリひとつない床。眩しいくらいの電気。
不自然すぎるくらいに整った家。なんだか気味が悪い
そう思い外へ出る。深呼吸しようとその場で吸ったり吐いたりしていた
咳が止まらない。喉からもひゅーひゅーと音が鳴る。
席を続けると抑えていた手になにかが着いた感触がする。
そこには真っ赤に染まる手。血を吐いているようだった
そして、また意識を失う。















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。