第20話

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2025/10/28 12:00 更新
junkyu side






キスが終わった後も、
ジフンは僕をすぐには離さなかった。













彼は僕を抱きしめたまま、僕の顔を自分の肩に押し付け、少しだけ荒い息を吐いていた。












junkyu
junkyu
ジフナ…








もう、僕の声は震えていなかった。









頭の中は、今、
ジフンという現実の存在だけで満たされていた。






jihoon
jihoon
なあ。







ジフンは、僕の顔を自分の肩から離すと、
僕の頬を両手で挟んだ。






そして、自分の顔を僕の顔のギリギリまで近づけて、
囁くように言った。










jihoon
jihoon
もう、絶対逃がさないからな。
junkyu
junkyu
…わかってる。
junkyu
junkyu
もう、逃げるつもりないよ。
jihoon
jihoon
だよな。


そう言って、満足そうに笑った。




その笑顔は、僕だけのものになった喜びが滲んでいた。











( ジフンは、本当に自分勝手だ。僕の気持ちなんて、
最初から「 うん 」って決まっていたみたいに。)















ジフンは、立ち上がり、
僕の手を引いて寝室へ向かった。















jihoon
jihoon
今日は、俺の部屋で寝ろ。
junkyu
junkyu
…うん。







ベッドに横になると、僕はジフンに抱き寄せられた。













ジフンの腕は強引で、
僕の全てを自分のものにしようとする力だった。
















junkyu
junkyu
あのさ、
junkyu
junkyu
あのさ、僕の大学のこと、どうしよう。







僕は、現実的な不安を口にした。







jihoon
jihoon
どうもしないだろ。
jihoon
jihoon
行けばいいだろ。
junkyu
junkyu
…でも、るとに悪い。
junkyu
junkyu
僕のために…
jihoon
jihoon
バカ。






ジフンは、僕の頭をコツンと叩いた。







jihoon
jihoon
ハルトがお前に自由をくれたのは、
jihoon
jihoon
誰のせいにもせず、
お前が自分の人生を生きるためだろ。
jihoon
jihoon
大学を辞めるのは、
ハルトの優しさをムダにすることだ。









(…そうだ。ハルトは、僕が自分の力で歩むことを望んだんだ。)








junkyu
junkyu
わかった。
junkyu
junkyu
大学はちゃんと行く。
jihoon
jihoon
それでいい。
jihoon
jihoon
俺の横にいても、
お前はお前のやりたいことをやれ。
jihoon
jihoon
それが、あいつへのケジメになる。



ジフンは、僕の髪を撫でながら、静かに言った。





jihoon
jihoon
お前、本当に俺といていいのか?
jihoon
jihoon
優しいあいつじゃなくて、俺の、この勝手なところに。
junkyu
junkyu
…いいよ。
junkyu
junkyu
優しいだけじゃ、僕、息が詰まるんだ。
junkyu
junkyu
君の勝手なところが、
僕を生かしてる気がする。



僕は、正直な気持ちを伝えた。
ジフンは、一瞬驚いた顔をして、すぐに深く笑った。









jihoon
jihoon
俺も、優しいだけのお前じゃ、
飽きてたからな。





彼はそう言って、僕の腰をグッと引き寄せ、
僕の耳元に唇を寄せた。







jihoon
jihoon
わかったら、二度とあんな顔するな。
jihoon
jihoon
お前はこれから、
俺のことで頭いっぱいでいろ。




僕は、その言葉に、胸が熱くなった。








すごく自分勝手で、変な言い方なのに、
独り占めされている感じが嬉しかった。









junkyu
junkyu
変なこと言わないでよ。
jihoon
jihoon
本当のことだろ。




ジフンは僕の耳元で囁いた。





jihoon
jihoon
俺は、お前が欲しかった。
jihoon
jihoon
ずっと待ってたんだ。




僕は、ジフンの腕の中で小さく笑った。




junkyu
junkyu
僕も、もう、隠れるのは疲れた。





そして、ジフンの胸に顔を埋めた。









ジフンの体温、匂い、
そして強いワガママが、僕の全てを塗り替えていく。























僕たちは、過去の罪悪感と孤独を乗り越え、
新しい始まりの夜を迎えたのだった。














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