夕霧「はぁ…」
朝霧「夕霧どした?」
夕霧「あ…朝霧実はさ…」
朝霧「え?輸送任務?」
夕霧「うん。」
朝霧「私も行くの?」
夕霧「天霧もいるからいいだろうけど…」
朝霧「…ま、頑張ろう」
夕霧「うん」
夕霧「ついに来てしまった…」
朝霧&夕霧「輸送…任務…」
天霧「仲いいな夕ねぇ、朝ねぇ」
朝霧「天霧」
天霧「ま、頑張ろう」
私達は油断してたんだ…
あんなことになるとも知らずに。
夕霧「…敵…いないね」
朝霧「だねぇ…」
夕霧「っ!!!敵!3時方向」
天霧「え?」
夕霧「戦艦2隻、空母2隻、重巡4隻、軽巡、駆逐共に多数っ!!!!」
朝霧「了解。予想以上の大艦隊…」
朝霧「戦場からの離脱を試みます!!」
夕霧「あれ…?この光景…前にも見た気がする…」
天霧「夕ねぇ早く!!!!」
夕霧「っええ。」
朝霧「っキャァァッ!」
天霧「朝ねぇ!!」
朝霧「空母艦載機からの攻撃ね…私はいいからっ!二人は早く」
夕霧「でも…」
朝霧「お願い」
でもそれじゃあ朝霧がっ…
天霧「わかった。でもおいついてね。」
朝霧「ええ。」
ここで反撃していれば
あの結果は
変わったのかもしれない
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。