第18話

事情聴取2
795
2024/05/21 08:35
          ⚠️続きです⚠️
























ピーポーピーポー
(なまえ)
あなた
えっ?
な、んで...
(なまえ)
あなた
...~~、くん?
なんで、こんなに私の友達がけが、してる、の?








あの日私は二人が帰ってこないことを心配し、家族に言った。
すると、母さんに電話がかかってきた。
青ざめた母さんを見る限り、ただ事ではないことを悟った。






母さん
えっ、~~くんが......?


" 血だらけで倒れてた...? "







私たちはすぐに病院に行った
母さんは私に、今日、一緒に遊んでたよね?と聞いた
(なまえ)
あなた
うん...





























お医者さんは、殴られたあとのようなものがある、と言った
もちろん、私にそんな覚えはない
また、命に別状はないということだ
私にはそれが、不幸中の幸い...だと思ってた









でも、そんなこと全然なかった
翌日
私はいつも通り学校へ行った
行かされた、というのが本音だろうか
学校につくと、私は驚いた
だって...
(なまえ)
あなた
なんで、みんなそんなに普通なの?
は?とでも言うように私を見つめてきた。
唯一、その言葉に反応した人物もいた
おかしい
いつもなら元気なはずの彼女が
記憶の中のいじめっ子
ガクガクブルブル
と、震えている
(なまえ)
あなた
(なんでだろう?怒りがわいてくる)
その時の本能だろうか
現場も見ていないのに、その子がやったんだ...と、馬鹿だった私でもわかった
休み時間
私は彼女を空き教室に呼んだ
わたしは直球に
(なまえ)
あなた
あなたが~~くんを、あんなになるまで殴ったの?
と、聞いた
彼女はうつむいたまま答えない
私は、本当にこいつがやったんだ...とわかって泣いて逃げ出した。こんなことなってるのに、気づかなかった自分が腹立たしかったから
でも、私はさらに耳を疑うようなことを聞いた
聞いてしまった...
記憶の中のクラスメイト
ねー?あなたの下の名前ちゃん、ほんとに気づいてないのかな?
記憶の中のクラスメイト
自分のせいで~~くんがあんなことなったの
は??
意味わかんねぇよ
とっさに、私は二人の前に飛び出した
(なまえ)
あなた
どういうこと?
記憶の中のクラスメイト
えッ...あなたの下の名前ちゃん...
記憶の中のクラスメイト
本当に気づいてないのー?w
(なまえ)
あなた
どういうこと?
記憶の中のクラスメイト
やだなぁ、~~くんはあなたの下の名前ちゃんをかばって、自分がいじめられたんだよ?
は??
わたし、のせい?
なんで、私がでてくるの?





ほんとに馬鹿だった私は
そんなことの意味にも気づけないなんて






母さんやクラスメイトに聞いて、やっとわかった
母さんがその状況を知っていたことに驚いた
母さんは、そんな私に慰めてもくれなかった
しかも、あなたの下の名前のためだった、というのだ
私って...
(なまえ)
あなた
なんで生きてるんだろう...
~~くんの記憶がフラッシュバックされていく
そして、所々があざだらけで、血まみれな姿も





その日から学校にいくと、いじめられた
わたしが、いじめられていたことを自覚しても、なにも言わなかったからだ












数ヵ月後
そして、その友達は転校した
私になにも言わずに
また、私の母は事故で死んだ
ただただに絶望するしかできなかった
でも、これでよかったのかもと思う自分もいてしまう
だって、私に愛情なんてものを与えてなかったから
今まで唯一、味方だった先生も厳しくなった
記憶の中の先生
なんでそんなこともできないの??
私に居場所なんてないんだ
 








そのまま中学生になった
なにも変わらなかった
ましてや、いじめの数が増えている
選ぶ学校を間違えた
私にとっての変わるチャンスを一つ無駄にした
だから、
私は高校にかけようと思った。
中学校にいきたくなかった
でも、高校にはいるためには...少しの間の苦労なんて
と思って3年間を過ごした
その3年間でてにいれたものもあった
それは...




我慢することだ
なにもかも、ポジティブに考えるふりをして、自分を制御できるようになった
私にとってそれは最適解だった
 





そして今に至る...
主
どもー!
主
ちょっと意味深なところで、過去編終わりですー!
主
考えるの大変だった
主
重かったねー
主
あなたの下の名前の過去やはりえげつない...
主
次回もお楽しみにー!
主
またね👋

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