第14話

27
58
2025/12/11 22:20 更新
実は、ね、?
 なんだコイツ。いきなり話しかけてきやがって。どの面下げて話しかけてきてるんだ。

目の前でへらへらしているこいつに睨みを利かせる。
そーんな怖い顔しないでよ〜。あの時の真実を言いに来ただけじゃん?
あなた
……真実?
 確かに、見たものが全てでは無いのは知っている。だが、刃物を持っていたのは事実。刺したのも事実。これに真実も何もあるのだろうか。
あれは一種の冗談なんだ
あなた
……は?
 まだ言い訳が通じると思っているのか。
包丁もって刺したのが?とうとう気が狂ってしまったのか。いや、もう既に狂ってるんだったな。
常にニコニコと笑って感情が分からないから、嘘か本当かさえも分からない。
だーかーらー、本当に刺すつもりはなくて、脅し?みたいな。
 本当になんでもないことのように話す湊はおかしい。真剣な様子でもなく、ただ、いつものポーカーフェイスをつけている。
あなた
で、それを俺に言いに来て何がしたいの?
 腕を組んで、じっと湊を見つめる。
あなた
刺そうとはしてないから、今までのことはなしにしろと?友達を続けようと?
 それを言ってもなお、ニコニコと微笑んでるだけで言葉を発しようとはしない。
あなた
なんとか言ったらどうなんだ?
 ここまで言うと、湊がついに口を開いた。
三ヶ月ぶりだね!!!!
あっちが全て任せてきたからこっちも全て任せるぞ!

プリ小説オーディオドラマ