…耳鳴りが、ひどい。頭が痛い。前もよく見えない。
暗い、それにぼやけて…ここは……
僕の名前はハシバミ・あなた!現在14歳〜
森でわんわん泣いてた僕を拾って育ててくれてるおじぃちゃんと二人暮し!家から近かった悪魔学校「デビリア」に通っていて楽しい生活を送ってるよ!!
こうやって日々過ごしてて……でも実際のところ僕は学校で授業は受けていない。面白くないから。センセはいっつも眠たそうでまともな授業はしてくれないし、それに生徒もサボり魔が多くて(その内の一人が僕)……
図書室も全然機能してないし、学校として終わってる。でも僕はいつも
じぃちゃんに心配かけさせたくなくて。いつも無いことばかりを伝えてる。それでも喜んでくれるじぃちゃん…ごめん。
一年が経とうとしていたある日。
家に誰かがやってきた。じぃちゃんは急いで僕をタンスへ押し込んで…
センセ…?何言ってるんだ、まるであれは…てか待って、金溜まってるって何、?じぃちゃん、どういうこと、??
怒鳴り声の後に ドゴ " という鈍い音。
じぃちゃん、!?心臓がばくばく言ってうるさい。
バゴ "
まただ…じぃちゃんもうやめて、僕は大丈夫だから。だからじぃちゃん……
勇気が出ないんだ。話しかけられない、ここから出られない。僕は…僕は……
蹴ったり、殴ったり…嫌な音ばかりが聞こえる。もうやめて、やめてよ…。
バンバン " と辺りを叩く音が聞こえる。
……
気付いたら僕はタンスから出て先生に吠えていた。
そう叫んだ後の記憶はない。気が付いたら辺りが血塗れで、2人とも生きていなかった。センセも…じぃちゃんも。
心臓は動いていない。震える手でじぃちゃんに触れる。嘘だろ、嘘だって、そう言って…いやだ、嫌だ。嫌だ!!!!!
そこからもまた、記憶がない。意識が戻ったときは、道にうつ伏せになって倒れていた。力が出ない…声も出ない、疲れたよ、もう……
目を閉じていく。そのとき青い人影が見えた。だれ…?でももう、誰でもいい…誰も信用しない、皆嫌いだ…
目が覚めると僕は、見知らぬ部屋にいた。
うん、ここどこーー☆












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。