第2話

第2話【世界の片隅で】
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2025/08/30 05:44 更新
…耳鳴りが、ひどい。頭が痛い。前もよく見えない。
暗い、それにぼやけて…ここは……
僕の名前はハシバミ・あなた!現在14歳〜
森でわんわん泣いてた僕を拾って育ててくれてるおじぃちゃんと二人暮し!家から近かった悪魔学校「デビリア」に通っていて楽しい生活を送ってるよ!!
あなた
ジリアじぃちゃん、いってきまーす!!
ハシバミ・ジリア
おお、あなた気をつけてなぁ
こうやって日々過ごしてて……でも実際のところ僕は学校で授業は受けていない。面白くないから。センセはいっつも眠たそうでまともな授業はしてくれないし、それに生徒もサボり魔が多くて(その内の一人が僕)……

図書室も全然機能してないし、学校として終わってる。でも僕はいつも
ハシバミ・ジリア
あなた、今日はどうだった?
あなた
うん、すっごく楽しかったよ!○○センセの授業本当面白くてね ───
じぃちゃんに心配かけさせたくなくて。いつも無いことばかりを伝えてる。それでも喜んでくれるじぃちゃん…ごめん。

一年が経とうとしていたある日。
家に誰かがやってきた。じぃちゃんは急いで僕をタンスへ押し込んで…
ハシバミ・ジリア
あぁ先生、わざわざこんなところまで…
先生
わざわざこんなところまで、じゃねえよじいさん。金溜まってんだからよ、さっさと払いやがれ。
センセ…?何言ってるんだ、まるであれは…てか待って、金溜まってるって何、?じぃちゃん、どういうこと、??
ハシバミ・ジリア
すみません…あと1週間だけ待っていただけないでしょうか、あと1週間もあれば金が手に入るんです、!
先生
待ってらんねえよ!!そう言い始めて一体どんだけ経ったと思ってやがる!もう2ヶ月分溜まってる…さっさと払えやこのくそじじい!!!!
怒鳴り声の後に  ドゴ "  という鈍い音。
じぃちゃん、!?心臓がばくばく言ってうるさい。
ハシバミ・ジリア
ぅ"…先生、本当、あと……少しで…
先生
おいあなたはどこだ。アイツ寄越せ。
ハシバミ・ジリア
は、はい、?あの子は今留守ですが……。何故…あなたが必要なんですか、
先生
うるせぇ、お前に言う意味ねえよ。まぁ簡単に言うならなあ……アイツはいい体してるだろ、女みてぇな。あんな逸材をてめぇみたいな奴のとこに置いてんのが可哀想だっつってんだよ。
ハシバミ・ジリア
…!?先生なにを、
バゴ  "  
まただ…じぃちゃんもうやめて、僕は大丈夫だから。だからじぃちゃん……
勇気が出ないんだ。話しかけられない、ここから出られない。僕は…僕は……

蹴ったり、殴ったり…嫌な音ばかりが聞こえる。もうやめて、やめてよ…。
先生
はぁ…はあ、まぁこんなモンでいいだろ。さぁて、本当にアイツは留守なのかぁ?
バンバン "  と辺りを叩く音が聞こえる。
……
あなた
…よ、
先生
先生
今誰か…
あなた
……けよ、
先生
ははっ、やっぱ居るじゃねえか。さああなたくん、先生と一緒にこんなとこ出て
あなた
出てけよ!!!!!
気付いたら僕はタンスから出て先生に吠えていた。
そう叫んだ後の記憶はない。気が付いたら辺りが血塗れで、2人とも生きていなかった。センセも…じぃちゃんも。
あなた
じ、ぃちゃん……?
あなた
ジリアじぃちゃん!返事を、… っ、
心臓は動いていない。震える手でじぃちゃんに触れる。嘘だろ、嘘だって、そう言って…いやだ、嫌だ。嫌だ!!!!!
あなた
あぁ、あああ…うぁぁあああ!!!!!!
そこからもまた、記憶がない。意識が戻ったときは、道にうつ伏せになって倒れていた。力が出ない…声も出ない、疲れたよ、もう……

目を閉じていく。そのとき青い人影が見えた。だれ…?でももう、誰でもいい…誰も信用しない、皆嫌いだ…
目が覚めると僕は、見知らぬ部屋にいた。
うん、ここどこーー☆

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