第80話

LXX
2,594
2019/03/28 13:11

平野邸・・・・・・
平野紫耀
平野紫耀
れーん!
永瀬廉
永瀬廉
はい、お呼びですか?
平野紫耀
平野紫耀
俺の部屋で夕食食べよーぜ🎵
永瀬廉
永瀬廉
はい。

広いテーブルに、料理が並ぶ・・・・・・
永瀬廉
永瀬廉
凄い数ですね・・・いつもこんなに?
平野紫耀
平野紫耀
んー、いつもはこの半分かな?今日は、れんもおるし
永瀬廉
永瀬廉
そうですか
平野紫耀
平野紫耀
とりあえず、食べよぅ!
永瀬廉
永瀬廉
いただきます!
平野紫耀
平野紫耀
モグモグ・・・・・・うまっ🎵
永瀬廉
永瀬廉
パクパク・・・・・・うん、美味しいです
平野紫耀
平野紫耀
なぁ、廉?・・・モグモグ
永瀬廉
永瀬廉
はい、なんでしょう?
平野紫耀
平野紫耀
あなたの事、心配?
永瀬廉
永瀬廉
えぇ。俺の事で、隔離性健忘症なら、俺はあなた様のそばにいない方がいいのでは・・・・・・
平野紫耀
平野紫耀
へぇー・・・そんなん考えてるん?
永瀬廉
永瀬廉
たまに・・・考えてしまいます
平野紫耀
平野紫耀
じゃ、俺があなたの事奪っても怒らへんの?
永瀬廉
永瀬廉
えっ?・・・・・・それは・・・・・・
平野紫耀
平野紫耀
ダメなん?
永瀬廉
永瀬廉
・・・・・・
平野紫耀
平野紫耀
黙ってんのなら、俺・・・・・・奪ってもええよな?(ニヤッ
いきなり、廉は立ち上がり紫耀の胸ぐらを掴んだ!
永瀬廉
永瀬廉
あかんに決まってるやろ!!あなたは、俺が幸せにすんねん!!
平野紫耀
平野紫耀
クスクス・・・・・・
永瀬廉
永瀬廉
何がおかしいねん!!
平野紫耀
平野紫耀
なら、なんでそばにいてやらねぇの?
永瀬廉
永瀬廉
はぁ?今はあかんねん・・・・・・俺の事・・・
平野紫耀
平野紫耀
俺なら、好きな女の為なら、たとえ忘れられても傍におるで?
永瀬廉
永瀬廉
でも、涼介さんに・・・・・・
平野紫耀
平野紫耀
(廉の腕を避ける)そんなに山田さん、怖い?
永瀬廉
永瀬廉
逆らうことは出来ません・・・・・・
平野紫耀
平野紫耀
ふ〜ん・・・じゃぁ、廉が泊まるのも今日までな
永瀬廉
永瀬廉
えっ?
平野紫耀
平野紫耀
明日、あなたんとこ帰れ
永瀬廉
永瀬廉
ですが・・・・・・
平野紫耀
平野紫耀
俺と、大ちゃんと廉であなたん家に行こう!で、そのまま残れ
永瀬廉
永瀬廉
あなた・・・・・・様・・・・・・
平野紫耀
平野紫耀
大切に思うなら・・・・・どんな時でも傍におるってあなたに言ったんやろ?
永瀬廉
永瀬廉
ッ!・・・・・・はい


そして、翌日学校・・・・・・
この日あなたは、家の予定で休んでいた
平野紫耀
平野紫耀
そういうことなんだけど、大ちゃん今日予定ある?
有岡大貴
有岡大貴
俺?予定なし(笑)
永瀬廉
永瀬廉
大貴さん
有岡大貴
有岡大貴
廉、山田さん・・・・・・何か隠してるかもな
永瀬廉
永瀬廉
えっ?・・・涼介さんが?
有岡大貴
有岡大貴
何となくだけど・・・・・・
平野紫耀
平野紫耀
あやしぃよねぇー・・・・・・山田さんって(笑)
永瀬廉
永瀬廉
・・・・・・・・・
有岡大貴
有岡大貴
まっ、今日の放課後、あなたん家行ってみよーぜ🎵
平野紫耀
平野紫耀
休んでるみたいだし、様子見に・・・・・・
永瀬廉
永瀬廉
はい!


伊野尾邸・・・・・・





山田涼介
山田涼介
有岡様、平野様、どうされたのですか?
有岡大貴
有岡大貴
こんにちはー
平野紫耀
平野紫耀
あなたの様子を見に来たんです!廉と一緒に
山田涼介
山田涼介
・・・・・・廉
永瀬廉
永瀬廉
すいません
山田涼介
山田涼介
では、こちらへ

🚪コンコン


あなた
あなた
はい
山田涼介
山田涼介
あなた様、有岡様と平野様と永瀬様がお見えです。
あなた
あなた
永瀬・・・・・・
有岡大貴
有岡大貴
よぉ!
平野紫耀
平野紫耀
あなたーー!
永瀬廉
永瀬廉
失礼します
あなた
あなた
ッ!・・・・・・
山田涼介
山田涼介
あなた様・・・・・・
あなた
あなた
涼介・・・?
山田涼介
山田涼介
先程、育成学校から連絡がありました。2人共順調だと
あなた
あなた
ホッ・・・・・・そう
山田涼介
山田涼介
準備は整いました
有岡大貴
有岡大貴
ん?なんの準備?
あなた
あなた
廉・・・・・・おかえり
永瀬廉
永瀬廉
えっ?
平野紫耀
平野紫耀
あなた・・・どういう事?
有岡大貴
有岡大貴
山田さん、あの日何があったか・・・全て正直に話して貰えますか?
山田涼介
山田涼介
あなた様・・・もう、隠す必要はないです・・・
あなた
あなた
そうね・・・廉、お茶を入れて
永瀬廉
永瀬廉
はい、かしこ・・・まりました・・・・・・えっ?
平野紫耀
平野紫耀
あなた・・・・・・もしかして
有岡大貴
有岡大貴
忘れて・・・・・・なかったのか?廉の事・・・・・・


私は、大貴の言葉に何も返せなかった・・・・・・
その瞬間、大粒の涙が止まらなかった・・・・・・


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