第5話

入試
77
2022/04/25 13:43 更新
あれから10年もの月日が流れ、
今日は…ヒーロー高校難関、日本トップクラスの雄英高校の入試の日だった。
(プロローグの3ヶ月後くらい)
あなたー、裕也ー、ご飯だよー
あなた
んぅ…んんーっぱぁ!
猫又裕也
あなたのその独特な蹴伸び…なんとかなんないの?
あなた
癖なんだから仕方ないじゃん、それよりご飯ご飯っ!
リビング
おはようふたりとも
あなた
おはよう母さん、今日は…やったぁ!!ねこまんまだ!!
猫又裕也
朝からねこまんまって…
あら?今日は入試だから母さん張り切ったのに…
あなた
いただきまぁす!
猫又裕也
嫌とはいってないだろ!嬉しい…よ…いただきます。
あなた
うんまっ!!!やっぱ母さんのご飯が日本一だわぁ…
あら、ありがとう♪
猫又裕也
やっべ、準備してねぇ。食い終わった!ごちそうさま!
はいはい、お粗末様。あなたも早く準備してきたら?
あなた
あ、ほんとだこんな時間…かっちゃん達きちゃう!ごちそうさま!!
数分後…
玄関
あなた
ごめん遅くなった!!
爆豪勝己
おせーぞ。
緑谷出久
おはようあなたのニックネームちゃん!祐也!
あなた
おっはー出久!かっちゃん!!
猫又裕也
おはよ、早いじゃねーか勝己!
爆豪勝己
うるせぇ!俺遅刻なんかしたことあったか!?ねぇだろ!!
あなた
朝から元気いいねぇ…ふたりとも…
緑谷出久
そうだね…
猫又裕也
よーし、入試張り切っていこー!
雄英高校
緑谷出久
お、おっきぃ…
初めて見る校舎の大きさに、唖然としながらどこか上の空で歩いている出久がやけに危なっかしくて声をかけた。
あなた
んあれ?出久、前見ないと危なっ
言ってるそばから石に躓いた幼なじみに、あなたは言わんこっちゃない…という表情を浮かべた。が、それもつかの間。
緑谷出久
ん?うわぁ!!
転ける、そう確信した出久、これから来るであろう衝撃に備えて目をつむった。だが、いつまで構えていてもその衝撃は来ない。変わりに、あなたの
あなた
ごめん、出久を助けてくれたの?ありがとう!
という声が聞こえて驚きとともに目を開けた。
緑谷出久
って…あれ?
麗日お茶子
大丈夫!私の個性、ごめんね勝手に…
入学式のときに転けちゃったら縁起悪いもんねっ!入試がんばろうね!
緑谷出久
(あなた以外の女子と喋っちゃった…!)
あなた
はぁ…出久、女子に対するコミュ症…克服しようね?
緑谷出久
は、はぁい…アハハ
爆豪勝己
ちっ、てめぇら何先々行ってんだ!
猫又裕也
もーー!!置いてくなよ!!
あなた
ごめんってwほら、早く行こ?遅れちゃう
爆豪勝己
チッ!
あなた
舌打ちのくせとっとと直しなよ〜
爆豪勝己
うるせぇ!!!
色々飛んで実技試験
プレゼント・マイク
よぉーい、スタートだ!!
あなた
よしっ、始まった…よね、?とりあえず、このヴィランたちはロボットだから…
あなた
爪を硬化してひっかけば…どうにか!!
ガッシャーン
あなた
よしっ!まずは1ポイントー!
あなた
あっ!あんなところに3ポイント…!!
あなた
とりあえず猫化して…あっちまで一気に詰めて…
あなた
にゃっにゃ!にゃにゃぁああ!必 殺!猫パンチ!
バコーン!
その後も、順調にヴィランポイントを稼いでいると、大きな音を立て0ポイントヴィランが出現した。
あなた
でっか!?あれ0ポイントだっけ…だったらいらな___!?
ヴィランの足元を見ると、女の子が瓦礫に足が埋まって動けなくなっていた。
あなた
え、何あれ痛そう…あそこにいたらめっちゃ危ない…
あなた
やるしかない…か。
あなた
猫化して…
あなた
上まで登って…
あなた
一気に切り裂く…
あなた
できるかどうかわかんないなんて言ってる場合じゃ無い…やるしか…ない!!
再び猫の姿になったあなたは、ヴィランの頭部まで一気に駆け上がり、そのまま爪を少し長めに出して飛び降りると同時に見事下まで切り裂いた。
バーンッ…ガシャーン
あなた
よしっ、できた!
あなた
ねぇ、君名前は?大丈夫?足大丈夫?歩ける?
耳郎響香
耳郎…響香…なんで助けてくれたの…?0ポイントだよ、あいつ
あなた
だって…怪我してる女の子ほっとくなんて、馬鹿な真似できないでしょ…
あなた
はい、立てる?
そう言って手を差し出す猫耳の生えた少女は、響香にとってまるで天使のように見えて…
耳郎響香
あり…がと、よいしっ…いだっ…!?
あなた
あちゃ…これはやばいやつかもね、背中乗って、これだけ大掛かりなことするってことは多分、それなりに怪我人の回復できる個性持ちの職員の方がいるってことだろうし…治してもらおう?
耳郎響香
でもそんな時間…
あなた
大丈夫、今私軽く60くらい稼いでるから
耳郎響香
そんなに…!?
プレゼント・マイク
しゅうりょおおおおおう!!
あなた
あっ、終わった。
耳郎響香
声でか…
リカバリーガール
さぁ、怪我人はいないかい?
あなた
あっ、職員の方こっち来てくれるタイプだったのね…
あなた
すみませーん!こっちに怪我人いまーす!
リカバリーガール
おぉ、こりゃまた大層な怪我をしたもんさね…
あなた
治療お願いします!
リカバリーガール
言われなくても…チュウウウウウウウウ
耳郎響香
えぇ!?
あなた
えぇ!?
リカバリーガール
終わったさね、これからはくれぐれも怪我には気をつけるんだよ。
耳郎響香
あ…ありがとう…ございます…?
耳郎響香
なんか一気に疲れが…
あなた
んー…やっぱりおんぶだな…さっ、乗って?
耳郎響香
ごめん…ありがと…
耳郎響香
そういや、名前聞いてなかった
あなた
猫又あなただよ、よろしくね、響香ちゃん
耳郎響香
うん、よろしく
その後、とりあえず心配なので家まで響香を送ることになったあなたは、校門の前で待っている裕也たちのもとへ向かった。
あなた
あっ!いたいたー!おーい!裕也ー!かっちゃーん!出久ー!
爆豪勝己
チッ!おっせぇぞ!!
猫又裕也
あれ、その子は?
あなた
入試でできた友達…あれ…?寝ちゃってる
猫又裕也
気付かなかったのかよ…
あなた
なんかやけに温かいなくらいしか…あはは…
緑谷出久
なんであなたのニックネームちゃんその子おんぶしてるの?
あなた
あー…足怪我しちゃって、リカバリーガール…だったっけか、に助けてもらったんだけど、響香ちゃん治癒のときに疲れちゃったっぽくて…
緑谷出久
なるほど…
爆豪勝己
そいつのこたぁどうでもいいんだよ!さっさと帰んぞ!
あなた
あの、この子お家まで送るから…みんな先帰っててくれない?
猫又裕也
はぁ…わかった、先帰ってるから、くれぐれも遅くならないでね?
あなた
りょーかい!
あなた
よいしょっと、お家どこなんだろ…
爆豪勝己
よかったんかよ、あれ
猫又裕也
ああなったあなたは何を言っても聞かねぇんだよ
緑谷出久
面倒見いいからなぁ…
猫又裕也
まぁ…どっかの爆発頭が一番手かかるんじゃねぇか?
爆豪勝己
だぁれが爆発頭だ!このクソマッシュルームが!!
猫又裕也
あぁ!?んだとゴラァ!
緑谷出久
はぁ…あなたのニックネームちゃんがいたらなぁ…
一方その頃あなたは…
あなた
響香ちゃん、お家どこ?
耳郎響香
もう歩けるから送ってもらわなくても大丈夫なのに…
あなた
いいのいいの、中途半端な人助けは嫌なのー
耳郎響香
中途半端て…ここだよ、私の家。
あなた
おぉー!すっごいおっきい!
耳郎響香
今度、よかったら来る?
あなた
うん!行く行く!連絡先交換しよ!
耳郎響香
えぇっ!?
あなた
だって…落ちても受かっても、私達は友達っしょ?
耳郎響香
…うん!
耳郎響香
はい、これ私の連絡先
あなた
ありがとっ!
耳郎響香
んじゃ、またね
あなた
うん、今日はゆっくり休んでね?またね!!
しばらく手を振って、あなたが見えなくなったくらいで響香はため息とともに肩を落とす。
耳郎響香
はぁ…猫耳可愛過ぎるとか反則でしょ…
響香の中で新しい扉が開いたようだ。←おい
あなた
たっだいまぁー!
猫又裕也
おう、おかえり。
玄関に座って祐也がしっぽを振ってた。これ待ち構えてたな。
あなた
あっれれぇー?そんなにお姉ちゃんがいないのが寂しかったのかなぁ?
猫又裕也
っるせぇ!!!そんなんじゃねぇよ!!
あなた
へぇー、じゃあなんで玄関に?
猫又裕也
それは…たまたまだよ!たまたま!
あなた
どんなたまたまだよ全く…かわいい弟め!ワシャワシャ
猫又裕也
ちょっ、あなた!?いつまで子供扱い!?///
あなた
んー、気が済むまでー?
猫又裕也
はぁ!?//
あなた
あっれれー?お顔が真っ赤だぞぉー?
猫又裕也
るっせぇよぉ!!
ふたりともー!ご飯だよー!
あなた
だってさ、行くよ祐也
猫又裕也
ん…
あなた
もー、ごめんって調子に乗りすぎだって…謝るから機嫌直して…
猫又裕也
もうしねぇってんなら許す
あなた
それはどうかな…?
猫又裕也
はぁ…だったら鰹節明日の夕飯で使って。そしたら許す
あなた
え、なにそれかわい。全然作るわ。猫まんまねおけおけ
猫又裕也
おう
今回はここまで!
二人の受験結果は…
まぁ主人公だから落ちることはn(((((
すみません黙ります。

それではまた次回〜!

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