第3話

3 ぼくはーーーをまもりたい(nk)
1,012
2023/12/17 15:14
ぼくがまもりたいものって、なんだろう
Nakamu 幼少期
Nakamu 幼少期
……ぱんだのぬいぐるみ?
わたしがまもりたいものって、なんだろう
(なまえ) 幼少期
あなた 幼少期
…おにんぎょうさん…かなぁ?





僕が守りたいものってなんだろう
Nakamu 小学生
Nakamu 小学生
そりゃ、友達一択だろ!!
私が守りたいものってなんだろう
(なまえ) 小学生
あなた 小学生
友達とか、兄弟…かな。





じゃあ、高校一年の今、
俺/僕が、
護りたいものは、



Nakamu
Nakamu
世界、だよな…
(なまえ)
あなた
……世界、



今、世界を護っている…………



いや、


護らされている俺/僕らは、


最後の勝負ラストゲームに、挑もうとしていた_________







世界を護ることになってしまったきっかけは、
俺/僕が、中学2年の時だった。
ーあなた sideー
Nakamu
Nakamu
おっしゃぁっ…帰るぞっ!!!!!
(なまえ)
あなた
……Nakamu、うるさい。
Broooock
Broooock
またまたツンデレな~。w
(なまえ)
あなた
ツンデレではないでしょ、
きんとき
きんとき
……っていうのがツンデレなんだよなw
(なまえ)
あなた
……きんとき?
きりやん
きりやん
ほらほら、帰るよ~
シャークん
シャークん
出たわーきりママw(((
スマイル
スマイル
……だから帰るぞ?
Nakamu
Nakamu
スマイルは黙ってて。
スマイル
スマイル
は?酷くね?
Broooock
Broooock
出たよスマイルいじりww
(なまえ)
あなた
……何でさー、帰るだけでこんな時間かかってんの?
きんとき
きんとき
やっぱツンデレじゃn(((
(なまえ)
あなた
………一回黙ろうかきんとき君?
きんとき
きんとき
……………はい、
きりやん
きりやん
いやマジで帰ろ?ww

幼稚園からの仲。
由来がわからないニックネームで呼び会う僕らは、
完全なるズッ友だった。

由来が分からないニックネームとは。


洟田水季→Nakamu
小金赫人→Broooock
緑山大樹→シャークん
青里間千→きんとき
陽木安紫→スマイル
黄楊達也→きりやん



これで分かるだろうか、
どこから取ってきたんだって言うニックネーム。
もうこれで定着しているので、
変える気は微塵もないのだけれど。

Nakamu
Nakamu
うっわ、外寒っ……
シャークん
シャークん
今………秋だよな、
スマイル
スマイル
今って、11月の最初のはず……
え、これ……雪じゃね?
(なまえ)
あなた
うわ、雪だ……
え、ここって……いつも雪降らないところなのに……
Broooock
Broooock
めっちゃテンションあがるんだけど!!
きんとき
きんとき
久しぶりに遊ぶ?www
きりやん
きりやん
そんな積もらないでしょwww
Nakamu
Nakamu
って言ってるくせにテンション爆上がりのきりやんくんでした♪
きりやん
きりやん
え?ww
シャークん
シャークん
ちゃ~んちゃん。
スマイル
スマイル
うわ…ちゃんとノってる……
(なまえ)
あなた
………寒い寒い寒いっ……帰ろって…
Broooock
Broooock
良いじゃ~んっ、
ほらほらあなたのニックネームもはしゃご~っ!!
(なまえ)
あなた
えっ……寒い…っ……しっ……
きんとき
きんとき
ってか家まで遠いし……通学路ではしゃげば良いのか。
(なまえ)
あなた
………え?
Nakamu
Nakamu
おっし、まずは走るぞ~!!!
きりやん
きりやん
え?えっ?www

というある雪の日。

積もっていく雪。
これはテンションも上がるー……
いや、極度の寒がりの僕のテンションが上がるわけなんてない。


スマイル
スマイル
案外積もってんな、
シャークん
シャークん
こんな短期間で積もるもんか?w
Broooock
Broooock
まぁ、テンション爆上がりだし?気にしなくていいでしょ~www
(なまえ)
あなた
……本当にBroooockがなに言ってるか分からないんだけど
きりやん
きりやん
あ、極度の寒がりのあなたのニックネームさんか。
(なまえ)
あなた
なにその呼び方………クシュンッ…
きんとき
きんとき
え、普通にあなたのニックネームが凍死する気がしてきたんだけど。w
Nakamu
Nakamu
なんか冗談っぽいけど実際死にそ(((
(なまえ)
あなた
いやマジで冗談じゃないって………




Broooock
Broooock
なんかもうさ~、横断歩道とか白線とかさ、隠れて見えないよね、
スマイル
スマイル
何か事故りそうだよな、
シャークん
シャークん
………フラグ立てたわけじゃないよな?スマイル。
スマイル
スマイル
え?フラグ?ww
いやいや、さすがに立ってないでしょ、
きりやん
きりやん
って言うと事故るんだよな…w
(なまえ)
あなた
また縁起でもないことを…ww
きんとき
きんとき
まぁ、とりあえず事故んないように祈る他……ないよねw
Nakamu
Nakamu
いや、これで事故ったら事故ったで何かもう……w

シャークん
シャークん
じゃあさ、青信号変わったら、誰が向こうまで速く着けるか勝負な、
Nakamu
Nakamu
景品は?
シャークん
シャークん
ビリの奴が一位の奴の好きなものコンビニで買う。w
Broooock
Broooock
つまり奢るか奢られるか無傷か。ww
(なまえ)
あなた
………普通に僕不利じゃない?
きりやん
きりやん
スマイルには勝てるよ、
スマイル
スマイル
は?え、酷くね?ww
さすがにあなたのニックネームには………
きんとき
きんとき
ほら、もうすぐ青だよ、
そう、きんときが告げた。






青になった瞬間に、


僕たちは同時に走り出した。


あ、まってまってまって、
転ぶっ………
おし、セーフ………


あ、終わった。
もう、あいつら周りにいないし……



めっちゃNakamu煽ってくるし……




なんやねんマジで……


歩くか、




奢んのダル……………




そう、諦めかけて、


歩き出した、


瞬間だった。






Nakamu
Nakamu
っ……あなたのニックネーム………っ!!!



Nakamuが、血相を変えて走ってくる。 




……え?

______何が…起きて…………



なぜか、時間が、止まったような気がした。

僕に向かって、手を伸ばすNakamu。



その姿が見えたとき、
既に、



僕の意識は、
ーシャークん sideー
おっし、着いた……w


って、あなたのニックネームコケてるしw
絶対ビリじゃん。w

諦めた顔をして、歩いてくる。




Nakamuに煽られてやんの、





かわいそww(((









________その、時だった。


さっきまで、あなたのニックネームを煽っていたはずのNakamuが、


Nakamu
Nakamu
あなたのニックネーム………っ!!!


声を張り上げて、道路に、飛び出して_______


あなたのニックネームに、覆い被さるような体勢になった時、


バーーーーンッッッ


という音がして、

Nakamuとあなたのニックネームの姿は、
どこにも見えなくなっていて、
あの二人がいた場所には、
一台の車があった。


スマイル
スマイル
………は?……何が、起きて……

そう、スマイルが呟いたのもわかる。

俺らは、全員、何も、状況が掴めていなかった。

シャークん
シャークん
……ッ…ハァ……ッ、ハァ…ッ、ハァッ……


過呼吸になっていくのがわかる。


理解できない中で、


目の前の事実が、受け入れられない中で。

きりやん
きりやん
……Nakamu……あなたのニックネーム……っ!!


最初に、しっかり状況を理解したのはきりやんだった。
あの場所に向かって、かけ出していく。
それに続くように、俺も走った。



その、場所には、


白い雪が、紅で染まってしまった、その場所には、



Nakamuと、あなたのニックネームが、



倒れていた。
ーあなた sideー



目が覚めると、
僕は、
白い部屋にいた。

何もない部屋。
何かあるとすれば……
いや、いるとすれば……
Nakamu
Nakamu
……はぁー……やっとあなたのニックネーム起きたわー…マジで起きないんかって思ったよ…w
(なまえ)
あなた
………ぇっ、Nakamu……?
Nakamu
Nakamu
………多分、俺たちさ、死んだよ。
(なまえ)
あなた
………は……はぁっ…!?
いやいやいや、
起きて間もない人に言うことじゃないでしょ、
え、
死んだ?
(なまえ)
あなた
……何か、全然記憶ないんだけど…
Nakamu
Nakamu
まぁ、そりゃ目覚めて間もないしな、
Nakamu
Nakamu
……ほら、シャケに言われて、良く分かんない勝負したじゃん、覚えてる?
(なまえ)
あなた
あー………
Nakamu
Nakamu
あれで、あなたのニックネームがすっげぇスピードの車に轢かれそうになってて……
(なまえ)
あなた
…………ぇっ、?
Nakamu
Nakamu
そっか、気づいてないのか……
Nakamu
Nakamu
んで、あなたのニックネームの腕引っ張ろうと思って走ったら、俺も巻き添え食らっちゃったっていう……w
(なまえ)
あなた
……ぇ……ごめん…
……じゃすまないよね…
死んでるんだもんな……
Nakamu
Nakamu
まぁ、過去のこと気にしたってしょうがないし。
あなたのニックネームと死ねたら俺は本望だよ?
(なまえ)
あなた
え、なになになに……
めっちゃメンヘラ発言じゃん……
Nakamu
Nakamu
え………そう?w
……ま、一旦は今のこと……だよね…


この空間は……
見渡す限り白。
脱出、なんて気はない。
気なんて起きやしない。

(なまえ)
あなた
…………本当に、死んじゃったのか、
Nakamu
Nakamu
……まだ、生きれるって信じよ、
ほら、アニメとかであるじゃん?
転生的な、
(なまえ)
あなた
転生かぁ………




神(笑)
あのー……変な話になってるから介入するけど?いいよな?






(なまえ)
あなた
…………………え?
Nakamu
Nakamu
きりやんっっっ!?
(なまえ)
あなた
やんさんっっっ!?
神(笑)
え、だれだれだれ、きりやんって………
Nakamu
Nakamu
あ、きりやんじゃないのか……
(なまえ)
あなた
………え、じゃあ誰…?
ってどこから声が……?
神(笑)
あの……君たち、色々に気づくの遅すぎじゃない……?w
Nakamu
Nakamu
…何、この声めっちゃイラつくんだけど
神(笑)
……あ、はい、すみません
(なまえ)
あなた
僕たちの立場上になってるけどw
神(笑)
……一応自分、神だけど?
Nakamu
Nakamu
え……やっぱきりやんじゃん、
何、そういうドッキリ?w
(なまえ)
あなた
神なら……、え、出てこれたりしない?
神(笑)
はいはい、出てきますよー……


呆れて出てきたのは、

黄髪の、


いわゆる「チャラ男」だった。


Nakamu
Nakamu
んー……想像の神と違うような……
(なまえ)
あなた
……何かさ、声でイメージと違うとは思ってたけど…
……完璧チャラ男じゃん、
神(笑)
神(笑)
なー、そうだよなー……
よく言われるんだよ、チャラ男チャラ男って……w
Nakamu
Nakamu
んでさ、ここどこなの?
神(笑)
神(笑)
あ、はいはいはい、ここね。
……まーず、君らが……あ、名前は?
Nakamu
Nakamu
俺は、「洟田水季」……
あだ名は「Nakamu」。
神(笑)
神(笑)
え、何でNakamu……
Nakamu
Nakamu
それは聞かないのが吉だよ。
神(笑)
神(笑)
あ、はい……
(なまえ)
あなた
僕は、「あなたの名字あなた」。
まぁ、よく「あなたのニックネーム」って言われるかな、
神(笑)
神(笑)
おっけー、Nakamuとあなたのニックネームねー、
んじゃ、君ら、自分が死んだことは分かってる……って思っていいんだよね?
Nakamu
Nakamu
あ、やっぱ死んでんだ……
神(笑)
神(笑)
うん。
車に轢かれて死んだ。
まぁ、これは……あの猛スピードの車のせいでいいと思うんだけど、



神(笑)
神(笑)
まぁ、二人をここに呼んだ理由。
………ねぇ、二人。まだ、生きたい・・・・




Nakamu
Nakamu
……そりゃ、生きたいに決まってるだろ
(なまえ)
あなた
あんな死に方して、もうBroooock達に会えないとか……
マジで未練しかないよ、
神(笑)
神(笑)
……じゃあさ、





神(笑)
神(笑)
自分が君らを生き返らせる・・・・・・から、現世で戦って・・・くれない?





Nakamu
Nakamu
…………は?
(なまえ)
あなた
……………ぇ?




という流れで、


何も知らずに戦うことになってしまった僕達。



まず、戦うってどういうこと……?




え……?




あの神酷くね?



まぁ、神から「戦う」の説明も受けられず、




初めて「戦う」を身で感じたのは、
約1ヶ月後。
 
雨の休み時間。


隣の席のNakamuと、


あのときの事を話していた。
(なまえ)
あなた
……結局、あれって夢オチとか無いよね?
Nakamu
Nakamu
いやー、1ヶ月音沙汰無し……
どうなんかな?w
(なまえ)
あなた
そしたら、僕達が生き返った意味は……
まぁ、それはそれで良いんだけど。


僕達は、Nakamuの


「帰るぞぉぉぉっ!!!」


の所で生き返った。



いや、その時間に戻った。


何が起こるか分かれば、


車に轢かれることもない。



別の車と事故ったそうだけど。
Nakamu
Nakamu
まぁ、俺らの力強すぎ問題あるよね、
(なまえ)
あなた
何か一種のチートじゃん?
全属性の全魔法使えるとか。
Nakamu
Nakamu
ちょっと試さね?
(なまえ)
あなた
ミスったら終わるよ?
Nakamu
Nakamu
そうだよねー……
全属性の全魔法………


しかも全部最高レベル。


なんなんこれ、チートだよね?



ズキッ


(なまえ)
あなた
……ッ…、ハァッ…、…ぇ…?

いきなりの頭痛。


だが、



Nakamuも同じタイミングで頭痛がきた様子だ。
Nakamu
Nakamu
…え、なになに……
同タイミングで頭痛来るとか…
(なまえ)
あなた
……なんかあるよね、これ…


パリーンッ

(なまえ)
あなた
………いっ……た、
そしてまたいきなり、僕の隣の窓が割れた。


窓側の席の僕は、


割れたガラスの破片が腕をかすめ、


切り口から少し多めな血が流れてくる。
Nakamu
Nakamu
え、大丈夫大丈夫!?
結構血出てね!?
すぐ保健室……あ、
(なまえ)
あなた
………忘れてた、治療魔法…
Nakamu
Nakamu
ちょっとバレたくないから廊下に……

クラスが騒然とする中、
僕たち二人はひっそりと廊下に出た。






Nakamu
Nakamu
んー……
確か、あのチャラ男神は……
神(笑)
神(笑)
んでさ、魔法の使い方なんだけど、
まぁ、使い方っていうか、ほぼオートなんたけど、
(なまえ)
あなた
いやいやいや、そんな突然オートって言われても……
神(笑)
神(笑)
まぁ………
自分で念じれば、その時に合わせた魔法が使えるっていうね?
Nakamu
Nakamu
え、マジか。ホントにオートじゃん
神(笑)
神(笑)
勝手に口から言葉出てくるし、自分の体は勝手に動く。
っていう……ね、
(なまえ)
あなた
え、なんか怖い。
Nakamu
Nakamu
いやぁ、生き返ることの方が怖いしさ、ここまで来ると何か………
(なまえ)
あなた
結局は、「○○したい」って思えば、その……全属性の全魔法使える……ってことになるのか、
神(笑)
神(笑)
なんかさ、君らめっちゃ強いんだよね……どの属性つけてもレベルMAXなんだよ。
Nakamu
Nakamu
え、レベルMAX……!?
全魔法もチートかと思ったけど、もう……なんか…チートだわ……
(なまえ)
あなた
マジで……チートとしか言えない……
Nakamu
Nakamu
ってことで念じますか。
(なまえ)
あなた
まぁ、レベルMAXがどれくらいか……
ってのも気になるし。
Nakamu
Nakamu
あなたのニックネームの傷を治す……
で良いかな?
(なまえ)
あなた
うん、それが良いと思うけど。

Nakamu
Nakamu
「属性・緑 heal wounds」


(なまえ)
あなた
………え、……待って全箇所完治してる…
Nakamu
Nakamu
何か手が光った……
え、緑属性だから?こんな味気ない感じってこと?
(なまえ)
あなた
他の……
チャラ男神が言ってた、火属性とか水属性とかなら結構……
Nakamu
Nakamu
んー……どうなんだろうね、




窓割ってきた人
窓割ってきた人
………ちょっと失礼。
誰も、動くんじゃないよ?



という声が、


教室の中から聞こえた。
(なまえ)
あなた
……Nakamu、
Nakamu
Nakamu
……行こう、あなたのニックネーム
これから、多分始まるだろう。


初めての「戦闘」が。




そう、察せた。




教室に足を踏み入れた。
そこでは、
厨二病男子
厨二病男子
…下がってろ、ここは俺が………
厨二病が本当に厨二病らしいことをしていた。


こういうこと……本当にやるんだ。


そういや、厨二病だったわ、こいつ。
Nakamu
Nakamu
……お前こそ下がってて、
ここは俺らがやる、
厨二病男子
厨二病男子
……は?水季、お前……
Broooock
Broooock
え、Nakamuとあなたのニックネームって厨二病……!?
(なまえ)
あなた
いやいやいや、そうじゃなくて……
スマイル
スマイル
じゃあなんだって言うんだよ……
Nakamu
Nakamu
ちょ、みんな引かないで!?
これには訳が……
 
窓割ってきた人
窓割ってきた人
こうして窓の縁に立つのも疲れる。
さっさと戦おうよ?
君らなのか。……Nakamu、あなたのニックネーム。
(なまえ)
あなた
こういうのさ、あんまバレたくなかったんだけどな……
Nakamu
Nakamu
一ヶ月音沙汰なしでさ、忘れられてるんかと思ったよ……w
(なまえ)
あなた
え、その………窓割ってきたやつ、
ここで戦うの?
窓割ってきた人
窓割ってきた人
俺は「broads」。
……見物客なんて面白いじゃん、
危害は合わせないから。
Nakamu
Nakamu
お前が言うと説得力ないんだけど……
窓割ってきた人
窓割ってきた人
大丈夫だから。
んじゃ、やりますか。
君らの実力、見せてみなよ、
(なまえ)
あなた
まだ歴ないんだけど?
窓割ってきた人
窓割ってきた人
だからだよ、
ほら見せてみろ、実力。
Nakamu
Nakamu
あー………
やるかー……
身体能力あげて良い?
窓割ってきた人
窓割ってきた人
面白そうだし良いけど。w




Nakamu
Nakamu
「属性・無 ability increase」
(なまえ)
あなた
「属性・無 ability increase」



シャークん
シャークん
マジか……光った……?
きりやん
きりやん
マジのマジな……やつ、なのか……?


Nakamu
Nakamu
ちょっとbroads信用できないから下がってて、
(なまえ)
あなた
……クラスの皆、教室の外行くと騒がれそうだからさ、一応教室の中にいてよ、
窓割ってきた人
窓割ってきた人
……準備は良い?始めようか、


と、僕に向かって放たれたのは水魔法。


身体能力上昇により、簡単に避けられる。
窓割ってきた人
窓割ってきた人
ま、このくらいは余裕か……


broadsを倒すのに最適な魔法を_________
(なまえ)
あなた
「属性・雷 flash bullet」
雷魔法を、



broadsに向けて放つ。


少しかすっただけだったが、broadsは少し顔を歪めた。
(なまえ)
あなた
Nakamu、命中率!
Nakamu
Nakamu
あ、忘れてた~…

(なまえ)
あなた
「属性・無 Improved accuracy」


窓割ってきた人
窓割ってきた人
……君らのこと、侮り過ぎてた。
次はちゃんとやるよ、
と、broadsは教室の壁を蹴り、
僕たちに向かって、
風の刃を放つ。



下段に放たれた刃をバク転で回避し、
そのまま、
(なまえ)
あなた
「属性・火 barrage of flames」
命中対象をbroadsに定め、


火魔法を命中させる。
Nakamuも何か放っていたらしい。
窓割ってきた人
窓割ってきた人
……くそっ……
思ったより強い……
……あ……つ、や………ぎ……ろ………
何か言ったような。
まぁいいや。
窓割ってきた人
窓割ってきた人
………「属性・水 strongest wave」!!


その瞬間、broadsの体が強く光る。
ヤバい、これは……
「属性内最強魔法」の発動。

命中対象は、



僕だ。







必死に地面を蹴ったが、


波が大きすぎる。




もろに食らってしまった。
(なまえ)
あなた
…グハッ……ゲホッ、ゴホッ……ゲホッゲホッ…ッ…
空に浮いていた身体が地面に叩きつけられて、



身体が転がる。
Nakamu
Nakamu
……ちょっ、あなたのニックネーム!?えっ!?

Nakamuの声がした。
でも今は、


まともに動ける状態じゃない。


魔法が使えない。




これ、一人で戦ったから……


終わるかもしれない。
Nakamu
Nakamu
「属性・緑 heal wounds」

Nakamuの治療魔法。
最大レベルだというのに、一発で治りはしなかった。


つえーよ……

(なまえ)
あなた
もう一回使わないと治らない……や、
Nakamu
Nakamu
え、マジで?

(なまえ)
あなた
「属性・緑 heal wounds」
立ち上がりながら、


もう一度治療魔法を使う。

窓割ってきた人
窓割ってきた人
お前ら、治療も持ってんのかよ……
一種のチートだろ……
Nakamu
Nakamu
俺らも思ってる。
全属性の全魔法が最大レベルとか、おかしいだろって思ってる。
(なまえ)
あなた
でも、まだ……
使えてないよ、broadsが使ったような、「属性内最強魔法」は。




窓割ってきた人
窓割ってきた人
……なぁ、Nakamu、あなたのニックネーム。
Nakamu
Nakamu
……どうした?
窓割ってきた人
窓割ってきた人
……お前ら、
……俺を殺せるか?
(なまえ)
あなた
殺せるって……、
なんで、いきなりそんなこと、
窓割ってきた人
窓割ってきた人
……俺さ、不老不死なんだよ、
……もう嫌なんだ、こんな人生。
窓割ってきた人
窓割ってきた人
ずっと死のうとした。
でもダメだった。死ねなかった。
……もう、こんな戦っていくだけの、操られるだけの人生なんて価値がないと、
Nakamu
Nakamu
……本当に死にたいのか、お前、
窓割ってきた人
窓割ってきた人
……死にたいよ、死にたい。
あいつに操られて、不老不死になって、ずっと戦わせられて、それで何が良い?何が楽しい?もう無理だ、俺は……
(なまえ)
あなた
……どうにかして、その……
「あいつ」の操りを解く方法はある?
窓割ってきた人
窓割ってきた人
……ない、
あいつの意思で、全部変わる。
俺は、あいつが変えない限り、ずっと不老不死のままだ。
規定以上のダメージを食らわないと死ねない身体だ。
Nakamu
Nakamu
……その、「あいつ」って…
誰のことだ?
窓割ってきた人
窓割ってきた人
それをお前らに言ったら、
俺も、お前らも死ぬ、ようになってる。
申し訳ないけど……自分で見つけ出してくれ、
(なまえ)
あなた
……結局、助けられないってことか、
窓割ってきた人
窓割ってきた人
……助けられても、もう自分を見いだせないから。
……だから、殺してくれよ、
Nakamu
Nakamu
………あなたのニックネーム……やる……?
(なまえ)
あなた
……やらないと…報われない、よね……
Nakamu
Nakamu
多分、俺らの力なら……
…殺せると思う。
………broads、本当に良いのか…?
窓割ってきた人
窓割ってきた人
……良いよ、
やってくれ、もう……嫌なんだ。

窓割ってきた人
窓割ってきた人
ちなみに、俺は……
俺の世界の中でも……とりあえず四番くらいには強いと思う。
でも、お前らは…俺を余裕で越える力を持ってる。
窓割ってきた人
窓割ってきた人
……でも、多分まだ、使いこなせてないだろ、初戦だし。
お前らなら、もっと強くなれる。
強くなれたら……




窓割ってきた人
窓割ってきた人
「あいつ」を、倒してくれ。
他にも、人生に嫌気が差した奴らがいるだろうから。



Nakamu
Nakamu
……分かった、
必ず「あいつ」は倒す。
きっとbroadsも、いいやつだったんだろ、本当は。
(なまえ)
あなた
あいつのせいで操られたbroadsの願いを、僕は、僕たちは叶えたい。
……絶対に倒すから、
窓割ってきた人
窓割ってきた人
ありがとう。
……俺は、何も抵抗しない。
やれるだけ、やってくれ。


broadsを倒せる程の力を持つ魔法を_______


    「「属性・全 almighty power」」

そこから、大体月に一回程度、
僕らは戦ってきた。


最初は僕らの近くに現れたが、


世界各国に敵は現れていて、


俺らは与えられた魔法を使用し、


敵を倒し、


力をつけていった。


いつしか、


「世界を護っている」と、


言えるようになっていた。


でも、必ずと言って良いほど、
全員、「あいつ」に支配され、
死にたいと、
倒してくれと、
そう、僕らに告げた。



そして、あの時から、


中2の11月から、
約二年後。


高校一年の冬。
僕らは、最後の勝負に、
最後の勝負ラストゲームに、挑もうとしている。



「あいつ」を、倒すために。
Nakamu
Nakamu
ここが、あいつ……
「神」がいる神殿、なんだよな、
(なまえ)
あなた
多分ね……
まぁ、これで違ったらもう行く場所ないし。ここで良いと思う。


神殿に、足を踏み入れようとした時だった。


Nakamu
Nakamu
………あなたのニックネーム、
(なまえ)
あなた
ん?どうした?
Nakamu
Nakamu
俺さ、
(なまえ)
あなた
うん、


Nakamu
Nakamu
あなたのこと、好きなんだ。



…………ぇ…?
いきなり……!?
……ってか今…?
………ぇ…?
……何で……僕……!?
Nakamu
Nakamu
………この戦いが終わったらさ、
あの……付き合ってほしい、んだ……、



え、それ……って、


(なまえ)
あなた
…なっ、Nakamu……それ……っ!
Nakamu
Nakamu
分かってる、立派な死亡フラグだよね、
……でも、俺は、それでも、
まだ死ねない、死にたくない、
折角生き返ったんだから、
Nakamu
Nakamu
フラグは立った。
でも俺は、
……絶対フラグを壊す。
こんなところで、命は落とさない。
(なまえ)
あなた
……分かった。
…良いよ、というか、僕だって……
Nakamuが良い。


(なまえ)
あなた
だから、絶対、
_________死なないでね?
ーNakamu sideー
いつだろうか。


俺があなたのニックネームを好きになったのは。
わからない、わからないけど。
いつからか、惹かれていた。


この宮殿で、
もしかしたら俺は死ぬかもしれない。
あなたのニックネームに、俺の思いを伝えられないまま、


なら、死亡フラグが立っても、
言っておきたかったんだ。

俺は、あなたのニックネームが、
あなたが、好きだよ、と。

Nakamu
Nakamu
あなたのニックネーム、
(なまえ)
あなた
ん?どうした?
Nakamu
Nakamu
俺さ、
(なまえ)
あなた
うん、

一瞬、躊躇った。


でも、



ここまでやったからには。
Nakamu
Nakamu
あなたのこと、好きなんだ。

一瞬、驚いたような顔をしていた。
でも、俺は言葉を続けた。
Nakamu
Nakamu
…………この戦いが終わったら…
あの…付き合って……ほしいんだ、
これは、立派な死亡フラグだ。


あなたのニックネームも、そのことに気づいたのだろう。
(なまえ)
あなた
…なっ……Nakamu!……それ…っ…!
Nakamu
Nakamu
分かってる、立派な死亡フラグだよね…
でも、俺は、それでも…まだ死ねない、死にたくない。
折角生き返ったんだから。
Nakamu
Nakamu
フラグは立った。
でも俺は、
絶対…フラグを壊す。
こんなところで、命は落とさない。
(なまえ)
あなた
……分かった。
…良いよ。というか、僕だって……
Nakamuが良い。

…………ぇっ…!?


……今、「Nakamuが良い」って…………、!?//
(なまえ)
あなた
だから、絶対、
_________死なないでね?
大丈夫だよ。

死なない、

いや、死ねない。

「俺が守りたいもの」ができたから。
ー神の間前ー
神殿を進み、


たどり着いたのは、


「神の間」。


「あいつ」は、
俺らに能力を与えた、


あのチャラ男神だった。

決定的な確信は持てない。
でも、
多分。
Nakamu
Nakamu
あなたのニックネーム、開けるよ…?
(なまえ)
あなた
……うん、
もう色々は上げたよね?
Nakamu
Nakamu
えっと、身体能力上昇、命中率上昇、回避率上昇……で良いよね?
(なまえ)
あなた
それで……良いと思う。
軽く5mは超えるだろうか、この扉は。
金色と紺色と黒に染められた扉は、
「神」の部屋に相応しい威圧感がある。
Nakamu
Nakamu
……行こっか。
(なまえ)
あなた
……そうだね、


二人で、


金色に染まった扉の持ち手を引いた。
 




神(笑)
久し振りだね、Nakamu、あなたのニックネーム。


Nakamu
Nakamu
久し振りだな、チャラ男神。





扉の先には、 



王座に座ってこちらを見ている、




チャラ男神がいた。



神(笑)
神(笑)
ここに来たってことは……
俺の正体に気づいたってことかな?
(なまえ)
あなた
正体……というか、
broadsとかRedsを操っていたのがお前だってことに……気づいたんだよ。
神(笑)
神(笑)
あー…じゃぁ、俺の本当の目的・・・・・には気づいていないわけか。
まぁ、知ってたら怖いんだけど…
Nakamu
Nakamu
俺らは、お前の目的を知りに、
そして、お前を倒しに来たんだ。
神(笑)
神(笑)
そっかー……
うん、俺の思ってる通りに動いてる。
さすが君たちだよ!
(なまえ)
あなた
……お前の思い通りに…
なってるのか?僕らは、
神(笑)
神(笑)
なってるなってる。
あー…「お前」って呼ばれるのはなんか気にくわないな、
俺の名前は「Almighty God」。
訳すと「全能の神」。
改めてよろしく。



神(笑)
神(笑)
目的は、至って単純。
「毎日に刺激が欲しかったから」。


Nakamu
Nakamu
は?刺激?
……何言ってんだよ、

神(笑)
神(笑)
この世界には、二つの世界が存在するんだよね。
君たちがいるのが「オモテ世界」、俺達がいるのが「ウラ世界」。
そして、この宮殿はその世界の狭間。
神(笑)
神(笑)
ウラ世界には、「魔法」が存在する。
そして、一番強い奴が「神」になる。
今、ウラ世界で一番強いのが俺なんだ。
(なまえ)
あなた
……AlmightyGodは、ウラ世界で最強。
ウラ世界なら誰と戦っても勝てる。
だから刺激が足りない。
そういうこと?
神(笑)
神(笑)
お、物分かりが良いじゃん。
……それで俺は、思いついたんだ。



神(笑)
神(笑)
魔力の強いオモテ世界の奴を、育成させて俺と戦わせる。



Nakamu
Nakamu
……それが、俺らなのかよ。
神(笑)
神(笑)
そう。
車で轢いたのも俺の指示。
何もないオモテ世界の住人がウラ世界の俺と会うには、オモテ世界側が死ぬ必要があったんだよね。
(なまえ)
あなた
broadsやRedsは……名前的にウラ世界の人たちだよな、
ウラ世界の人たちを操ってオモテ世界の俺らと戦わせて、俺らを育成して、AlmightyGodと戦う…と。
神(笑)
神(笑)
そうだよ。
前にも見つけたんだ。オモテ世界の魔力の強いやつらを。
でも、全員俺に負けた。
少しは楽しかったけど、まだまだだ。


神(笑)
神(笑)
君たちには期待しているよ。
今までの中で段違いに強い。
……まぁ、俺には勝てないだろうけど。

すっげぇムカつくんだけど……?

ウラ世界のbroadsもRedsも、


根はいいやつなんだ、
あいつは、…倒してきた敵たちを、操って、 



「死にたい」って思わせて、




俺達に、殺しを求めてきて。




それでも神かよ?

Nakamu
Nakamu
……なぁ、Almighty God。
もう戦わないか?
…腹が立って仕方がねぇんだよ…、
神(笑)
神(笑)
俺は良いけど……
あなたのニックネームは?
(なまえ)
あなた
良いよ、いつでも。
……もう、準備はできてる、
神(笑)
神(笑)
そっか。


神(笑)
神(笑)
楽しみにしているよ。



Almighty Godは、



ニッと笑うと、



俺らに向かって、攻撃を始めた。


ーあなた sideー

最初は、光魔法か。
まぁ、AlmightyGodに一番効く魔法を_____
(なまえ)
あなた
「属性・水 multiple water bullets」
魔法と経歴で培った命中率。
しかし、Almighty Godには当たらない。
神(笑)
神(笑)
良い攻撃なんだけどね~、
それじゃ当たらないなー……
マジか……



それなら、


と放った魔法も、


Almighty Godには当たらない。



ずっと、同じような攻防が続く。





集中していれば攻撃が当たるわけではない。
でも、僕たちの攻撃が当たるかと言われると……
また話は別だ。

(なまえ)
あなた
……ハァッ、ハァッ、…ッァッ…ハァッ……
Nakamu
Nakamu
あなたのニックネーム、そろそろ体力が……ッ……
神(笑)
神(笑)
……なかなか…良い勝負……するね……ッ…
……そろそろ……本気出すよ……?


うっそ、本気……!?


まだ本気じゃ……

神(笑)
神(笑)
「属性・漆黒 deep dark grim reaper」
なにそれ……


属性・漆黒……!?



知らないよ、漆黒、なんて……

Almighty Godの身体が光ってるってことは……


「属性内最強魔法」!?


標的は…………


Nakamuだ、


(なまえ)
あなた
……Nakamuっ……!!!!


必死でNakamuの方に駆け寄り、
間一髪でNakamuへの攻撃を受ける。



強い衝撃が身体にはしる。
そのまま身体が吹っ飛ばされ、

壁にもろに激突する。
(なまえ)
あなた
グハッ…ゲホッゲホッゴホッ……ッアハァッ…ゲホッゲホッ…

身体の至るところから出血している。


全身が痛い。



それに、


身体から黒いオーラが出ていた。
Nakamu
Nakamu
うそっ…あなたのニックネームっ………!?
神(笑)
神(笑)
あ~あ、標的は変わっちゃったけど……
死ぬのは確定だから良いか。
Nakamu
Nakamu
はぁっ…!?死ぬってなんだよ!?
神(笑)
神(笑)
ほら、黒いオーラが出てるでしょ?
あれはね、「死神の呪い」。
普通の治療魔法じゃ解けない、特別な、俺が作った呪い。


神(笑)
神(笑)
徐々に症状は酷くなる。
そして、そのまま死ぬ。


Nakamu
Nakamu
……マジかよ……どうして……!?
どうしたら、あなたのニックネームを……
(なまえ)
あなた
…Naka…mu、…いいん、だ……今は…アイツ……を……っ…
Nakamu
Nakamu
……ダメだよ、
絶対に……絶対に、死なせない、


神(笑)
神(笑)
だって無理じゃん。
君たちには、緑属性の治療魔法しかない。それで無理ならどうやるの?
呪いは、そう簡単には解けないよ。w
ーNakamu sideー
漆黒があるなら、
純白がある。
もしそれが、この魔法と通用しているのなら、


属性・純白は存在するのかもしれない。



念じるんだ。
属性・純白を……
あなたのニックネームの呪いを解ける魔法を……!!


お願いだから………!!!!


Nakamu
Nakamu
「属性・純白______」




Nakamu
Nakamu
「Curse lifted by an angel」!!!




その瞬間、
あなたのニックネームの身体が光って………


(なまえ)
あなた
……ッ…ハァッ……消え……た…?

神(笑)
神(笑)
……マジか、
……新たな属性作ったな、Nakamu。
Nakamu
Nakamu
……新たな属性、か。
まだ滾ってんのかもな……
俺らには、魔力が。

Nakamu
Nakamu
「属性・緑 heal wounds」

Nakamu
Nakamu
どう?あなたのニックネーム、行けそう?
(なまえ)
あなた
……うん、行ける。
……ありがとね、Nakamu。
Nakamu
Nakamu
だから言ったでしょ?
絶対、死なせないって。


神(笑)
神(笑)
これがラストになりそうだな、
……どっちも本気で来い、
死ぬまで相手してやる。
Nakamu
Nakamu
相手されるのはどっちの方かな?
……よし、やってやる、
(なまえ)
あなた
Nakamu、確か、白は……、
Nakamu
Nakamu
あ、そうだね、
使うか、白属性。


   「「属性・白 white feather flight」」


白属性は、
飛行。


空中攻撃を可能とする。

先手、打つか。
Nakamu
Nakamu
「属性・光 flashing light」


よっし、命中。
さてはあいつ、弱ってるな?w


あ、なんか飛んできてるけど…


余裕で回避。


あの神とか言うやつ、


神のくせに飛行も持ってないのか。
俺らに能力渡したのあいつなのに?ww
(なまえ)
あなた
「属性・風 strong blade of wind」
お、結構強いやつも当たってる。


これは勝てる!!
Nakamu
Nakamu
「属性・毒 Weakening Poison」
ま、毒で保険かけて……

最後は、

全属性。
全ての力を備えた属性。

フィナーレに相応しいと思う。
Nakamu
Nakamu
_______あなたのニックネーム、全属性!
(なまえ)
あなた
……りょーかい!まぁ、元々そのつもりだけど、w

どうやら気は同じだったみたいだな、


神(笑)
神(笑)
「属性・雷光 thunder and flash」!!


え、二つの属性合わせることできたんだ……
まぁ、あいつになら勝てる。


        「「属性・全 all the power of infinity!!」」


目覚めると、俺らは病院にいた。
何故か、横断歩道の上で倒れていたらしい。

あのときの、事故に合った場所に。

特に負傷はしてなかったので、すぐに退院はできた。

もう、魔法なんて使えない。
使いたくなんてない。



報われたのだろうか。
ウラ世界の人たちは。
もし、まだ生きていたのなら、
楽しい人生があったのかもしれない。


Nakamu
Nakamu
……あなたのニックネーム、
(なまえ)
あなた
うん?
Nakamu
Nakamu
俺、フラグ壊したよ…?
(なまえ)
あなた
……そうだね、w
Nakamu
Nakamu
……その顔は分かってる顔だな?
(なまえ)
あなた
……いやー、何も……
うわっ、あなたのニックネーム……ひどー…
まぁ、そういうところも好きなんだけどね、
Nakamu
Nakamu
じゃあ言うよ、


Nakamu
Nakamu
あなた、俺と___________
付き合って、くれませんか。



(なまえ)
あなた
………w、



(なまえ)
あなた
……良いですよ、


Nakamu
Nakamu
………へへっ、


ギュッ
(なまえ)
あなた
……ひゃぁっ!?

Nakamu
Nakamu
好きだよ、あなた。
(なまえ)
あなた
……僕も…水季、…好きだよ……//…
Nakamu
Nakamu
あ、照れてる。w
(なまえ)
あなた
も、るっさいなぁ……//
昔は、
パンダのぬいぐるみを、
友達を、
そして、世界を、
守りたかった。


今だってそうだ。
友達は守りたいし、ぬいぐるみだって捨てたくはない。


でも、今は__________


目の前の彼女を、
俺の好きな人を、
精一杯、守りたいんだ。









スクロールお疲れ様でした~!!
なんだかんだで前回より長くなってしまった。
結構頑張りました!!


マイクラ世界の方を頑張っていくので、
一旦長編集は止まるかな?
でも、ちょくちょく書いていくんで!


しっかりと英語には意味があります、


頑張って翻訳使いました……w




今回の文字数↓

プリ小説オーディオドラマ