第3話

もし5人が同じ職に就いたら?マフィア編
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2024/03/15 03:42 更新
今度はLucaの職業であるマフィアの仕事を手伝うことになった。
ーマフィアボスの部屋ー
マフィアのボスであるLucaの部屋は他の部屋よりも遥かに広く、設備が充実していた。そんな中、Lucaが来るまで4人は部屋の中で待っていた。
Mysta
Mysta
...Lucaの部屋思ったよりデカいな。
Shu
Shu
そうだね。ここに来るまでセキュリティもすごかったもんね。
Ike
Ike
それどころか身元明かすまで殺されそうな勢いで圧迫尋問されたしね...
Vox
Vox
ここの世界も恐ろしいな。
Luca
Luca
ごめん~!待たせちゃったよね!先に来てくれてありがとう!
Mysta
Mysta
あ、Luca!
Luca
Luca
ピザ買ってきたからみんなで食べながら話そうよ!
そう言ってLucaはウキウキな状態でピザの箱をみんなの前に差し出した。
Shu
Shu
なぜに今ピザw?
Mysta
Mysta
まぁ、腹減ったから食べる!
Ike
Ike
こんなピザ持って帰ってきた可愛いマフィアのボス見たことないよw(心の声)
5人は各々ソファに座り、ピザにかぶりついた。
Vox
Vox
...それで、仕事の手伝いとは何だ?
Luca
Luca
あ、そうだった!忘れてたよ!
Lucaは思い出すと、引き出しから1つのファイルを取り出して、中身をみんなに見せた。
Luca
Luca
どうやら交渉していた相手が取引の返済をしてなくて今は別の町で身を潜めてるみたいなんだ。
Vox
Vox
ほう...
Luca
Luca
だから忠告として脅しにかけないといけない。取引はこの業界において最も繊細なことだからね。
Lucaの部下
失礼します、ボス!今、お時間よろしいでしょうか!?
Luca
Luca
あぁ。入ってもいい。
Lucaがそう言うと、Lucaの部下はノックして慌てて入ってきた。
Luca
Luca
何かあったのか?
Lucaの部下
あ、ご友人の方々がいる中申し訳ありません!
Lucaの部下
実は以前取引していて逃亡した相手をつけたのですが、話によると、返済する気がないとのことです。
Lucaの部下
更に、相手は我々のことを侮辱していました。
Luca
Luca
...なるほど...よし、なら命でその代償を払ってもらうとするか!
Lucaの部下
かしこまりました。
Luca
Luca
今回は俺の友人も手伝ってくれるから、お前達は始末した後の処理を頼む。
Lucaの部下
はい!ではそのように手配いたします!
Lucaの部下
失礼いたします!
そう言ってLucaの部下は部屋から出て行った。
Luca
Luca
...というわけで、ちょ~っと汚れ仕事になっちゃうけどいいかな?
Ike
Ike
はぁ...仕方ないな。
Vox
Vox
私は殺り慣れてるから構わんぞ。
Mysta
Mysta
いや、そこは慣れちゃダメだろ...
Shu
Shu
お手伝いですもん。お掃除しに行きましょうか。
4人はLucaに案内されるがままに行くと、豪華な高層ホテルへと着いた。
Luca
Luca
いい?このまま強行突破することもできるけど、まずは敵調査をしなければいけない。
Vox
Vox
それで変装か。
Luca
Luca
そう。Voxは会場に入ったら部下と一緒に厨房へ向かってくれ。そこで締め上げてバーテンダーのふりをしてもらう。
Vox
Vox
分かった。演技は得意な方だ。
Luca
Luca
MystaはVoxの近くに待機してカクテルを作り終えたらウェイトレスとして振舞ってくれ。そして持ち運ぶ際にこの薬を仕込んでね。
Mysta
Mysta
オッケー。
Luca
Luca
ShuとIkeはしばらくは客のふりをしてくれ。そこで何か適当に商談の話とかしてて。運が良ければターゲットはその話を聞きつけて接触できるかもしれない。
Shu
Shu
分かった。
Ike
Ike
上手くできるか分からないけどやってみるよ!
Luca
Luca
大丈夫。危なくなりそうだったら、俺の部下がちゃんと守るし、もうその時は派手に暴れる。
Luca
Luca
それじゃあ各々頼んだよ!
ーパーティー会場ー
ーVox 視点ー
Vox
Vox
厨房はここで合っているかな?
ー厨房ー
Vox
Vox
失礼する。少しこの場を借りさせてもらう。
すると、シェフに変装していたLucaの部下は厨房諸々の人達を気絶させた。その中でVoxはバーテンダーの服を着ると、表のバーカウンターまで移動した。
ーバーカウンターー
Vox
Vox
さて、ここからはバーテンダーとして…(心の声)
Voxは気持ちを切り替えると、カウンターに立ち、カクテルを作り始めた。
Vox
Vox
とりあえず…薬を入れても匂いと色でバレないようなものを作ろう。…赤いカクテルにするか。(心の声)
お客
お、君は新しい人かい?
Vox
Vox
はい!本日はこの会場でバーテンダーを務めさせていただくことになりました。
Vox
Vox
普段は私はあらゆるところでカクテルを作りに出張で来ているんです。
お客
それじゃあ、かなりプロの方か!
Vox
Vox
いえいえ、私はまだ未熟な者です。
Voxはそう話しているうちにカクテルを作り終えると、グラスに注ぎ、ウェイター役として待っていたMystaを呼んだ。
Vox
Vox
すまない、そこのウェイター。このカクテルを客人の所まで運んでくれないか?
Mysta
Mysta
はい、かしこまりました〜。
Mystaはトレイの上に乗せるとターゲットのところまで向かって行った。
一方その頃、IkeとShuは…
ーIke&Shu視点ー
IkeとShuは黒いスーツを着て、見えやすい場所でグラスを持ちながら適当に話を合わせていた。
Shu
Shu
...それで我々の方針は...なので...なんですよ。
Ike
Ike
なるほどですね。でしたら...などの方が良いかと。
Shu
Shu
...Ike、ターゲットが近づいてきたよ。(小声)
Ike
Ike
それじゃあそろそろ商談みたいな話をしようか。(小声)
そう言うと、IkeとShuはターゲットに少し聞こえるくらいの声で話し始めた。
Ike
Ike
...それでここだけの話なんですけど、我々の会社と手を組みませんか?
Shu
Shu
というと...?
Ike
Ike
ちょうど我が社では取引を行っていて、それが成立すれば報酬の2,3割が貰えるとのことで...
Shu
Shu
ほう...
Luca
Luca
...商談の話下手過ぎないか...?(心の声)
Lucaは近くでトランシーバーから聞こえるIkeとShuの会話を聞いていたようだ。
ターゲット
…失礼。申し訳ないが話が聞こえてきてしまってね…私も興味深いよ。
Shu
Shu
かかった…!(心の声)
Ike
Ike
かかった…!(心の声)
Luca
Luca
え、これでかかるの???(心の声)
Shu
Shu
…分かりました。では特別にお教えしましょう。
IkeとShuはバレないようになんとか言葉巧みに嘘の商談話をした。話が徐々に盛り上がってきた所でカクテルを持ったウェイター姿のMystaが来た。
Mysta
Mysta
お話のところ失礼します。こちらいかがですか?
ターゲット
あぁ、いただくよ。……ん?
ターゲット
ちょっと待った。
Mysta
Mysta
はい?
ターゲット
このカクテル…何か底に沈んでいないかい?
ターゲット
白い丸い…まるで何かの薬のような…
Mysta
Mysta
…あ、やっべ。(心の声)
ターゲット
…さてはお前は私に何かしようとしてるな!?
Vox
Vox
あのアホ!完全に溶け切る前に渡す奴がいるか!?(心の声)
すると、Lucaは隠れていた場所からターゲットの前に出て走ってきて銃を向けた。
Luca
Luca
バレたならしょうがない!ここはもう存分に暴れようじゃないか!
ターゲット
お、お前は…!
ターゲットはLucaを見るなり顔を青ざめて、急いでその場から逃げようとした。周りにいた客人達はパニックになってあたふたし始めたせいで会場はめちゃくちゃな状態になっていた。
Luca
Luca
逃がすかよww!
ターゲットを建物の路地裏まで追い詰めるとターゲットは命乞いをし始めた。
ターゲット
お、お願いだ…!悪かったよ…!か、返すからさ…な?
Luca
Luca
何度も逃げた奴の言葉はもう信用できない。
Luca
Luca
悪いが、お前はここでさよならだ。
Luca
Luca
みんなの中で、こういうの苦手な奴は目を瞑っててくれ。
Ike
Ike
分かった…!
Mysta
Mysta
目瞑るわ!
そう言うと、Lucaはターゲットの額に銃口を押しつけた。
ターゲット
た…頼む…!やめてくれ…!!!!
Luca
Luca
じゃあな~!
Lucaは容赦なく銃を撃った。周りにはその銃声の音が鳴り響いた。
Vox
Vox
...殺ったか?
Luca
Luca
...うん!これでミッションは達成したし、マフィアの仕事としては終わり!
Luca
Luca
あとは後処理を頼む。
Lucaの部下
かしこまりました!すぐに!
Mysta
Mysta
...マフィアの仕事って大変なんだな...
Shu
Shu
いつもこんな感じなの?
Luca
Luca
まぁ、大体そうかな!でももうこういうの慣れちゃってるし。
Vox
Vox
どんな汚れ仕事でもちゃんとこなすのはすごいことだと思うぞ。
Ike
Ike
ねぇ、もう目開けていい?
Luca
Luca
あ、そっか。まだIkeyは目瞑ったままだったね!
Vox
Vox
もう回収されていったから開けて良いと思うぞ。
Ike
Ike
ほんと?じゃあ開けるね。
Shu
Shu
いくらゲームで見慣れているとはいえ、現実で見るのとは全く違うからね。しょうがないよ。
Luca
Luca
じゃあもう終わったことだし、俺の部屋に帰ってまたパーティー仕切り直そう!
Ike
Ike
そうだね。行こっか!
~マフィア編 fin~
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