ウパパロンside
ベンチに座って一息ついた
この待ってる時間が楽しくて仕方ない
なんか良くない?このソワソワ感
あまりにも楽しみすぎて30分前に来てしまった
これでも家でだいぶ待ったんだよ?
だけど、我慢できずに家を飛び出してしまった
…まりょさんのこと好きすぎって思ったでしょ?
うん。好きだよ…!
よく考えてみると、好きな人に長い間会えないのはとても辛いことだ
早く会いたいに決まってる
その結果、30分前だからね
さてと。早く来たのはいいが、何しよう…
遠くから聞こえる愛しい人の声
なんとも心地良いのだろう
とても残念そうな顔をするので、凄く申し訳なかった
優しい…
まりょさんは絶対モテたと思う
いつ言ってたか忘れたけど、これまでに三人付き合ってた人がいるんだっけ
それなのに、俺が付き合っててもいいのかな…
今まで見たことないぐらい、まりょさんは顔を赤くし、困ったような表情で下を向いている
そんな顔もするんだ…と、意外な一面にドキッとする
耳元でそう言ってくるんで、一瞬、体に電気が走るような感覚に包まれた
我慢できないってなに?!
俺はまりょさんに並ぶように歩き出した
二人並んで歩く道
今まで一番楽しいや
太陽の光によって影ができている
そこで改めてまりょさんとの身長差を感じた
ほんと、そういうとこずるい…
似たような会話をしたことがある気がする
こういうところは変わらないよね
もはや、口調が変わっているような…
少しウザくなってる感じが…?
まりょside
俺の中のSが出てしまっている
最初はあえてウパさんと離れて行動してる
そしたら明らかに怖がるじゃん
くそ可愛いんだけど…ッ
まんまとウパさんの可愛いさにやられたまりょ(((
そこからジェットコースターに乗ったり、食べ物を食べたり。と、遊園地を楽しんだ
いつもの外出よりも楽しいのは、ウパさんのおかげだと思う
いよいよ日が暮れ始めた時、俺は思い出したように口を開いた
ここの観覧車からの眺めは遊園地一だと思う
夜になることで、下からじゃ見ることのできないイルミネーションが広がる
それがまたなんとも美しい
待っている時間、どうでもいい話が俺たちを和ませる
そして、一つ一つゴンドラが通り過ぎていく
俺たちが乗るはずであるゴンドラの中に入れば
ここはもう二人だけの世界
今回のうぱまりょ集!!!
ある日のツイッターにて
コメント「何にですか?」
コメント「ウパさんにですか?」

















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。