第33話

第三十二話
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2022/05/19 12:33 更新




研磨と犬岡と別れた日向は、廊下を歩きながら思い浮かべていた。



スタ スタ スタ


日向「はいば、灰羽リエーフかぁ。横文字の名前、カッケェなぁ(笑)」


そう微笑みながらつぶやき、男子トイレの扉を開けた日向。




ギィー



開けたと同時に、目の前にそびえ立つ灰羽リエーフ。




ビクゥッ


日向「でっ!?#%$^%'’§#$@%(ロシア語っ!!ロシア語っ!!ロシア語の挨拶ッ!!)」



言葉になってないが、日向は頭の中でロシア語で挨拶を交わそうと馬鹿な頭をフル回転させていた。




灰羽「烏野の10番。」



日向「!?日本語!?」



灰羽「あぁ、ごめん。ロシア語なら、俺喋れない(笑)日本生まれ日本育ち。」



その反応に慣れているリエーフは、後ろ首に手を添えて笑いながら応えた。




日向「おぅ、そうなのか(笑)なぁっ、身長何センチ?俺、日向翔陽!1年!!」




灰羽「この前194になってた。俺、灰羽リエーフ、1年。」



日向「194!?いーなぁ!!」



灰羽「日向は近くで見るとよけー小さいな。」


その一言で、日向は



ブチッ


日向「ぬぅあんだぁ〜ごらぁぁぁ!!」



ブチギレ日向に動きが気持ち悪いのと圧で数歩後ずさるリエーフ。



灰羽「ごめんっ、悪気はない(笑)でも日向は余裕でここまで飛ぶだろ、さっき試合で見てた」



そう言い自分の手を自身のおデコに添えた。




そのまま話を続ける。




灰羽「俺は、さらにそこから飛ぶけどな~(笑)」




そう言ったリエーフに、負けじと飛んでみせた日向。




灰羽「ッ!?」



その光景に驚くリエーフ......だが、




お気づきだろうか。





日向は、トレイの扉を開けその場に立ったまま跳躍をしてみせたのだ。





.......そう、扉のあるべき所で飛ぶと言うことは






















ゴンッッッッ!!!!





飛んだ先には、天井よりも低いドア枠があったのだ。





跳躍すれば、自ずとぶつかるのだ。





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