【おんりーside】
今まで見たことが無かった
居ないと思いつつ、つくったコードだったから
でもやっぱり…!
ただ一つ問題点がある。
ぼんさんが何者なのかということ
最近は魔族や魔物が高度な変身術を身につけていたりするから人間と見分けがつかないことがある
でももしバレてしまったらこの国では魔族は捕まえられ尋問を受けた後処刑される
魔物も懐かせられて奴隷として働くか殺されるか
ぼんさんがどちらかなら放っておく訳にはいかないけど…
でも流石にこのパーティでそんな事するバカは居ないか…
他の国の人って言う可能性も無いだろうし…
ならば俺がやらないといけないことはただ一つ…!
俺は“情報の本”を取り出して魔力を流す
すると文字がズレて新しい情報が入る
ぼんさんの情報が
〜しばらくして〜
ふと時間を見る
【ぼんじゅうるside】
この人達何か喧嘩多くない…?
せめて俺が分かる喧嘩して…?
そう思いながらも4回目の冒険者登録をはじめる
しばらくして白いメッシュが刻まれる
やっと進んだっぽい…
メッシュが刻まれるとみんな驚いた顔をするので俺は頭に?を浮かべる
「あなたの階級は…」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。