探偵社に帰って机に向かってパソコン業務をしている
と駄菓子を食べ続けている乱歩さんにそう言われた
終えた資料を机に置き 、 私は探偵社を出た
フラフラと ヨコハマを 徘徊した
「 降りた方がいい 」
その言葉が頭の中を抜けること無く回って
それに加え 、 卵達
問題に 苦悩に 傷心 。
弱い私
………… 弱いなら強くなるしかない
長期休暇が貰えた 。 そう楽観的に考えて自分を護った 。
個性練習場 体育館γ
この場所を借りたかった
今の私に出来ることは異能力の強化と身体強化
それしかないのだから
だから 、 此処を借りたかった
ヨコハマは私の知る限り異能力強化に向いている場所
を知らないから
だから 、 校長の元を尋ねた
こんなこと言われるなら
怪我をすれば良かったのに
「 校長の胸の中で沈めてください 」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。