第60話

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2021/02/08 06:01
それからも 誰かに拾われては身体を重ねる生活をしていた。
もちろん大阪の実家に帰るって選択肢もあったけど、何故だか、帰りたくなかった。



廉のこと、たくさんの人に拾われては捨てられる生活を繰り返して、、 私は、
誰も信じれなくなった。











ふと、
後ろから


「ねぇ、お姉さん」

と声をかけられた。



振り向くと、そこにいるのは
帽子を深く被って、スタイルの良さそうな
男の人がいた。

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