第13話

#12 記憶
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2026/02/21 04:34 更新
# 🎸



俺らは二人で廊下を歩いていた。
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......俺らいつまで追いかけ続けられるんだろうな...
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ね....。もう、いっそ....
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それはダメだって。.....知らないほうがいい。
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あいつらのためにも。
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🍗
そうだね....知ってしまったらもう、戻れない。
少し気まずい雰囲気になっちゃったな....
その時、廊下から苦しそうな声がかすかに聞こえた。
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え...
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どうかした?
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🎸
いや、なんか、声が聞こえる...
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🍗
え?
苦しそうで、助けを求めているような....
奥の方からかすかに聞こえる....
誰の声だ?
...でも
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行ってみてもいい?
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えー...ちょっと怖いな...
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🍗
まぁ、いいよ。
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🎸
ありがとな
俺達は廊下をずっと進んでいった。
周りには誰もいない。
この廊下って確か誰かの部屋に続く道じゃなかったけ...?
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🍗
あ....
ゆあんくんが立ち止まる。
声の主は、彼女だった。



🍫
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はぁ...はぁ...っ


🎸
🎸
おい!大丈夫か ?!
俺はすぐに駆け寄った。
苦しそうだ。

話せる状況ではなさそうだな。
🍗
🍗
っ....
ゆあんくんはずっと立ち止まったままだった。
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🍗
...うり...
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...仕方ないだろ。緊急事態だ。
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🍗
....そうだよね
ゆあんくんはそう言って近づいてきた。
🎸
🎸
早く寝かせたほうがいいな。
🍗
🍗
部屋まで連れて行こっか。
俺達は彼女をかついで、部屋まで連れて行った。
この状況を誰かに見られてるとも知らずに...
???
....
# ❄
ここの施設には現在12人の異能力者がいる。
そして、皆罪人。
重い、重い罪を背負ってる人たち。
ここには私達以外、研究員が4名程度しかいない。
❄
こんな人数が少ないんですから、皆で仲良くできたらいいんですけどね....
私は自分の部屋に戻ろうと廊下を歩いていた。
❄
.....でも、きっと無理ですよね。
この場所では今、"争い"が起こっている。


異能力者が異能力者同士で殺りあっている。

❄
.....早く終わればいいのに....


殺し合いは嫌いだ。

大嫌いだ。


なぜ、こんなにも嫌いなのかは自分でも分かっていない。


でも、過去に関係しているのかな...?


"記憶が無い"から分からない...

❄
.....過去を思い出したら...幸せになれるんでしょうか...?























???
幸せになれると信じているからこの争いが起こってるんだよ?


❄
....!

いつの間に....
気づかなかった...
❄
....No.0817 さん...
❄
....なんの用ですか....?
🦊
🦊
んー別にー?いたから声かけただけだよ。
❄
.....ほんとに幸せになれるんですか....?
🦊
🦊
.....分かんない。でもさ、あの人が幸せになれるって言ってるから幸せになれるんじゃない?
❄
....曖昧ですね。
🦊
🦊
これぐらいの気持ちのほうが楽だよ。知りたいのは事実だしね。
🦊
🦊
"自分の過去"を。






確かに、私だって自分の過去を知りたいという気持ちはある。


でも、そのために争いをするわけには行かない。


この人といたら、私まで巻き込まれる。


私は『それでは』と言って、その場を立ち去ろうとした。








🦊
🦊
だからさ、


No.0817 さんが私に刀を向ける。
❄
っ...!
🦊
🦊
俺達のこと手助けしてくれない?
満面の笑みで言う。


怖い。


でも、抗わなきゃ。


この争いで誰も犠牲者を出さないように、私がやれることをやらなきゃ。

❄
....私は貴方達に協力はしません...!



🦊
🦊
ふ~ん.....じゃあ、









🦊
🦊
君は要らない殺すね














???
.....はぁ、ほんとに馬鹿みたい。
???
...."記憶"をかけた無駄な争い。

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