第4話

Chapter.1-02
16
2026/06/09 06:00 更新














デュース・スペード
はぁはぁ…


保健室に行こうと意気込んだのは良かったものの、

そういえば入学したばかりで保健室の場所を知らなかったなと僕はすぐに後悔した

幸い方向音痴という訳ではなかったし、先生にも聞いたからなんとか来ることはできた


デュース・スペード
失礼しま__
リドル・ローズハート
キミはデュース・スペードだね?
何の用事があってここに来たんだい



振り向くとそこにはローズハート寮長とクローバー先輩が立っていた

気配を感じられなかった……流石寮長、副寮長だ…


デュース・スペード
えっと…同級生の様子を見に
リドル・ローズハート
記憶喪失になった同級生のことかい?
いくら同級生とは言えどキミとは違うクラスのはずだ
どうせ名前も知らないのだろう?
デュース・スペード
ぐっ



図星をつかれてしまった…

確かに心配で来たのもあるが、記憶喪失っていうのがどういうものなのかが知りたくて来たので名前までは知らない


トレイ・クローバー
リドル、ここはデュースにも同伴させていいんじゃないか?
リドル・ローズハート
…は!?
リドル・ローズハート
あの事はまだ1年生が知るような事ではないだろう!?
関わらせるべきじゃない!
トレイ・クローバー
現に1年生が被害に遭っているじゃないか
いずれ知ることになるんだ
それなら実際に見てもらって知っておく方がいい
リドル・ローズハート
うぎぎぎ……
デュース・スペード
え、えっと……僕は一体どうすれば?
リドル・ローズハート
はぁ…デュース、本当に気になるんだね?
デュース・スペード
は、はいっ!
リドル・ローズハート
ここはトレイに免じて彼と面談することを許可しよう
ただし…後悔しても知らないよ
デュース・スペード
勿論です!ローズハート寮長!
リドル・ローズハート
よろしい
それでは行こうか



どうなるかと思ったけれどクローバー先輩のお陰でなんとかなったな…

にしても後悔するってどういう事だ?
何か不味いことでもあるのだろうか…













︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
リドル・ローズハート君、トレイ・クローバー君、デュース・スペード君だね?
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
1年生も連れてきたようだけれど大丈夫なのかね?
リドル・ローズハート
本人は大丈夫だと言っているので構いません
それに上級生であるボク達が許可したので
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
了解したよ
1番奥のベットに隔離してあるからね
終わったら私に声をかけるように



こうして僕たちは1番奥のベットに向かった





そこには目から光を失った同級生の姿があった

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