風鈴高校に急行して教室へと矢継ぎ早に階段を登って中を覗くと、地面に横たわった桜くんが。
オレの後を追いかけてきたらしく、桐生くんが息を荒らげながら声をかけてきた
オレも鍛錬中に少し弱めのものを食らったことはあるけど、一撃で意識が飛ぶかと思ったくらい強烈だった
桜くんも、やっと「人に頼る」を覚えたらしい
何が特段怖いかと言うととりあえず顔が怖い
ずっとひたむきに前だけ見続けて、反省はするけど後悔はしなくて、信念をまっすぐ貫いている
そういう桜くんだから、オレも着いていきたいって思えるんだ
君が強くなり続けるなら、オレもそれ相応の努力をしてないといけないから。
これからもよろしくね、桜くん
これにて「蘇枋のお師匠さん」完結となります!
読者の皆様方、ここまでご拝謁頂き大変感謝しております、ありがとうございましたT_T♡
ご希望でしたら第二章も書こうと思っているのですが、一応皆様の是非も聞きたいと思いますのでアンケートにご協力お願いします^っ. т^♩
アンケート
第二章書いたら
読む
98%
読まない
2%
投票数: 121票
ちなみに書くとしたら蘇枋くんと師匠の共闘シーン書こうと思っておりますのでぜひ!
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。