第50話

forty-seven
616
2025/04/21 20:39 更新
───ばぁう視点───
しゆん
ここが……
まひとくん。
○○家……
ばぁう
………
ばぁう
(ここに、てるちゃんが……)
あれから俺らは身元を調べあげ、10年以上前に没落した○○家の夫婦ということがわかった。てるちゃんはそこで産まれた子供ということがわかったが、詳細は記載されていなかった。てるちゃん自身も分かってなかったから、物心つく前の話なんだろう。

屋敷の前まで行くと没落した貴族だからか、ものすごくボロくなっていた。手入れもされていないのだろう、所々腐っていて、草も生い茂っていた。人が住んでる感じはしないが、売っていないということはまだいる。
しゆん
そこから侵入できそうっすけど、
しゆんが指差す方を見ると、年季の入った窓があり、叩いたら割れそうだった。
ばぁう
そこから入れそうだな
ばぁう
えっと、叩けるものは……
まひとくん。
石で割れそう
ばぁう
確かに、じゃあ石にすっか
俺は近くに落ちていた大きめの石を取り、窓目掛けて投げる。


パリンッッッ


するとすぐにガラスが割れ、破片がそこら辺に落ちる。俺らは怪我をしないよう気をつけながら中に侵入する。これ誰かに見られてたら俺らが訴えられそうだな。
ばぁう
っしょ、
しゆん
手分けして探した方が良さそうだな、ボロいくせに広すぎだろ……
ばぁう
昔の屋敷はでかいのが多いんだ夜、敷地が有り余ってたんだろきっと
ガタンッ
まひとくん。
?なんか聞こえた?
しゆん
まじ?
ばぁう
俺も聞こえた、こっちか…?
音の聞こえた方へ歩くと、1つの扉にぶち当たる。ゆっくりドアノブを回し、中を覗く。


ガチャ
中には、俺の探し求めていた人がいた。
ばぁう
!……"てるちゃん"!
てると
……!"ばぁうくんっ"!
俺に気づいて名前を呼ぶ最愛の人。
ばぁう
っ、
てるちゃんの姿を見て、思わず顔をしかめる。至る所にあるアザや傷、そしてあまり食わせて貰えなかったのか、袖から見える腕や足は前よりも細かった。


ギュッ
てると
わッ、!
ばぁう
てるちゃんごめんッ、ごめんなっ…ッ
てると
っ、ポロッ
てると
ぅっ、あぁっ…ポロッ
てると
ばッ、うくんっ…ポロポロ
ばぁう
ギュウッ…
てると
っ~~~ッポロポロ
てるちゃんは俺の腕の中で泣いた。


























しゆん
良かった、まじで
まひとくん。
んね、無事……じゃないけど、見つかってよかった
しゆん
さーて、あいつらどうなったかなー
まひとくん。
すっごいボコされてそうw
しゆん
あいつらなら有り得そうなんだよなぁw
スクロールお疲れ様でしたー
次回、その頃そまむらは
デュエルスタンバイ
主、明日から3日間学校行事でお泊まり行ってきます
修学旅行じゃなくて、簡単にいったら勉強ですね
なので、その3日間は予約投稿&浮上滅多にしない
把握おねしゃす〜

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