第49話

forty-six
611
2025/04/17 20:41 更新
ゆきむら。
……思いついた
ばぁう
?なにが?
ゆきむら。
てるとを助けに行く方法だよ
ばぁう
まじ!?
まひとくん。
教えてください!
ゆきむら。
まず、何日でもいいからそいつらを呼び出す
ゆきむら。
僕が用あるから来いみたいな感じで
ゆきむら。
そしたらてるとは留守番するために残ると思う、その時が助け出すタイミングだ
そうま
なるほど、ということは2人が離れてる間に家に侵入するってことですね
ゆきむら。
そういうこと
しゆん
それ、多少安全と言えど危ないくないすか?
しゆん
特に助け出す側、何か対策でも練られてたらやばいっすよ
ばぁう
それはないだろう、堕落貴族だったら罠を仕掛けるほどの財産は持ってないはず
まひとくん。
じゃあどうにかなるってこと?
ばぁう
そういうことだな、まぁ人数いた方が安全ではあるけど
ゆきむら。
助けんのは3人で行ってきな、僕とそまさんは2人を呼ぶ
ばぁう
え?2人で大丈夫?
ゆきむら。
バックに警察も付けるから大丈夫
ゆきむら。
それに何かあったらそまが助けてくれるし、な?
そうま
はい、もちろんでございます
ばぁう
まぁ、そまがなら安心か
しゆん
そうまさんどんだけ強いんだよ…怖ぇよ
まひとくん。
それに、でかい……
まひとくん。
僕が1番小さいじゃん……
ばぁう
まひはまだ成長期来てないから安心しろ
ゆきむら。
話逸れてんだけど、
ばぁう
ごめんごめん
ゆきむら。
細かい作戦とかは身元と家がわかり次第考えよ
ばぁう
だな
ゆきむら。
そまさん、大図書館で旧繁華街の住民票調べてきて
そうま
かしこまりました
そまは身支度を整えると、廊下にいたメイドに連れられ屋敷を出ていった。その間俺らは、俺らなりに身元と居場所を調べた。












































───その頃───





痛い、辛い、苦しい


こんな気持ち、久々に感じた


僕、ずっとこのままなのかな……


やっぱり僕は、ずっと奴隷のままなんだ……


どこに行っても、どんなに優しくされても、変われないんだ


もう、やだ……
てると
しにたい、な……
誰も助けてくれない


ばぁうくんも来ない


ゆきむら様もそまちゃもまひちゃんもしゆちゃも


誰も助けに来てくれない


僕、いらないのかな…やっぱ奴隷が秘書なんかになっちゃダメだったのかな


どっちなのか、だれか教えてよっ……



















































───とある日───
少し家を空ける、てるとは留守番してるように
大人しくしてるのよ、逃げようとしたらどうなるか…わかるわね?
てると
……はい
じゃあ行ってくるわね
てると
行ってらっしゃいませ…
バタンッ


両親は僕に留守を任せ、出かけて行った。ここからは自由な時間……と言いたいところだけど、そうできないのが現状。この後は洗濯に掃除に、色々やることがある。2人が戻るまでに終わらせないと、また殴られる。
てると
はぁ……
てると
(元の生活に、戻りたい……)
てると
(楽しかったあの頃に、戻りたい……)
パリンッッッ


そんな時、遠くの方でガラスが割れる音が聞こえてきた。もしかしたら誰か不法侵入してきたのかもしれない、そう思って身構える。


ガチャ
??
"てるちゃん"!
てると
久々に聞いた、大切な人の声。やっと助けに来てくれた───
てると
───"ばぁうくんッ"!
スクロールお疲れ様でしたー
次ぐらいでてると家族編が終わるなり
そうなるともうこの小説も最終話突入なり
ではまた次のお話で〜
てると
🌙𝐺𝑜𝑜𝑑 𝑛𝑖𝑔ℎ𝑡🌙

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