第46話

Forty-three
661
2025/04/06 00:29 更新
───数時間後、ばぁう視点───
ばぁう
ん"〜…つっかれたぁ……
ばぁう
てるちゃーん?
仕事が粗方終わり、癒してもらおうとてるちゃんを呼んだが反応なし。
ばぁう
執事ー
執事
はい、どうされました?
ばぁう
てるちゃん知らない?
執事
てるとさんなら数時間ほど前に買い出しに行かれました
ばぁう
1人で?
執事
そうです
ばぁう
護衛の1人ぐらいつけろよ、また攫われたりでもしたらどうすんだよ
執事
誰も手が離せない状態でしたので、仕方なく……
ばぁう
まぁ、それならしょうがないか……
ばぁう
だとしても遅くね?いつもだったら早く帰ってくんのに
執事
今日は買い出しとは別に、おつかいを頼みましたのでそれかと
ばぁう
おつかい?
執事
はい、いつもは私や他の方が行かれてるのですが、忙しいためてるとさんに行かせました
ばぁう
もしかしてさ、あの店?
執事
……はい
ばぁう
はぁ?あそこ治安悪いし、てるちゃんにとって嫌な思い出しかないとこなのになにやってんの?
執事
申し訳ありません
ばぁう
はぁ…もうやったことだからしょうがねぇけど
ばぁう
今度からそこに行く時は護衛付けろ、わかった?
執事
はい
ばぁう
(奴隷買取場、か……)
2年前、てるちゃんと出会った場所。あの時のてるちゃんは今よりも感情が表に出ることはなく、無口だった。だけど今は少年のように明るく楽しそうに過ごしていて、今では俺と恋仲になるまで仲良くなった。ほんと、運命だよなこれって。
ばぁう
(俺も、てるちゃんと出会って色々変わったな)
ばぁう
(奴隷に対する態度とか、扱いとか、てるちゃんと出会わなきゃ絶対変わらなかった)
ばぁう
(やっぱ恋ってすごいな)
今はこんなこと考えてる所じゃないよな、まじでてるちゃん遅くない?え?まじでまた拐われた説ない??←フラグ










































───その頃、てると視点───
??
───!───!
てると
……ん、
??
──ろ、き──!
てると
ん……
??
起きろ!!
てると
ビクッッッ!?!?
てると
だ、誰っ!?
突然、誰かに大声で起こされ飛び起きる。

確か、帰ろうとしたら男女2人の人に腕を掴まれて……、気絶させられたんだ。気絶させる際に殴られた頭を抑える、少しだけ痛い。

今僕の目の前にいる人は男の人で、僕を見て嫌な顔をする。だったら拐わなきゃいいのに、またばぁうくんに怒られちゃうよ。
俺はお前の父親だ
てると
……え?
父親?じゃあ、あの女の人は僕の……母親?なんで、なんで今更?僕を売ったくせに、今更僕を必要とするの?いや、僕には両親の記憶はない。どんな顔とか、声とか、全く覚えていない。だったら嘘の可能性だってある、そうだよ絶対嘘だ。
嘘だって思っているな
てると
あ、当たり前ですよ…そう簡単に信じません……
ははっ、さすが我が息子、いい姿勢だ
じゃあこれを見ても嘘だと言えるか?
てると
ッ!?
父親と名乗る男は突然、僕の目の前に腕を差し出した。それを見て僕は驚いた、だって……
てると
なんでッ、その押印……ッ
男の腕には、僕にもある押印がされていた。
スクロールお疲れ様でしたー
はい、父親出てきたしまた拐われた
伏線回収と言いますか、てるとくんの両親が出る伏線は貼ったんよねー
その回収かね
押印ってのは今思いついた、家族証明出来ないなって思って
だからその場の思いつきだね、伏線もなんも無い
ではまた次のお話で〜
てると
🌙𝐺𝑜𝑜𝑑 𝑛𝑖𝑔ℎ𝑡🌙

プリ小説オーディオドラマ