… " 塩対応 "
" 塩対応 "
" 私は 今日から 塩対応 "
そう 何度も 暗示を かける
… やっぱ 駄目だ
絶対 話しちゃう
… 先に 会社 行くか
そう思い、 メモを残して 家を出る
本当なら 寂しいはずなのに、
慣れきっていて 寂しくないのが辛い
何時もより早いし、
誰も居ないかな、
何て思ったが、意外にも人が居た
…
朝起きると、
何時も リビングで ご飯を作ってくれている
彼女の 姿が 無かった
代わりに、
置き手紙と 朝食が 置いてあった
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
今日から 残業が 多くなるから
帰りが 遅くなるかも ……
晩御飯は 冷蔵庫に 入れてあるから
温めて 食べてね
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
可愛らしい字で そう書かれていた
彼女の ご飯は いつも通り 美味しかった






![[参加型?]空の上で最後の遺言を、](https://novel-img-gcs.prepics-cdn.com/prcmnovel-tokyo-prod-converted-images/p/fLidrLhRSUUik4ZkTr7M83BhU0V2/cover/01KCTXMWS5RZ2WT40YN9XJ0C3Y_resized_240x340.jpg)





編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。