春の終わり、CLéの控室では穏やかな空気が流れていた。
ユリがあなたにそっと寄り添いながら、言った。
他のメンバー、ハル、ミナ、エリも
一斉に頷き、温かい視線を送る。
その頃、NCT127の練習室では、マークがドヨンに話しかける。
ジェヒョンも笑顔で加わる。
ドヨンは少し照れながらも、胸の奥が熱くなるのを感じた。
そんな中、ふたりは短い時間でも会うたびに、
少しずつ未来を描いていた。
あなたはCLéのメンバーに、
ドヨンはNCTの仲間に、
少しずつ“彼と私”のことを話すようになっていた。
だが、その幸せは脆くも感じていた。
いつか来る“変わらない日々の終わり”を、ふたりとも心の片隅で感じていたから。
あなた がある夜、そう呟いた
ドヨンはその言葉を胸に刻みながら、彼女の手をぎゅっと握り返した。

















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。