第4話

<4>
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2020/04/14 13:00
□side

家に帰るとLINEが来てた

▽(今日はありがとうございました。)

▽(もし良ければ明日どこか行きませんか?)

そっか、明日は休日だ
これってデートってことだよね

□(いいよ、どこいく?)

▽(俺は先輩と一緒ならどこでもいいです)

□(俺は遠出したいな、お泊まりで温泉行かない?)

▽(いいですね!)

□(小さな町だけど静かでゆっくりできるところ知ってるからそこにしよう)

▽(はい!)

□(予約しとくね)

▽(お願いします)

この後、時間や待ち合わせ場所を決めた
まさかの初デートでお泊まり!
緊張するー
□side

今日のデートは7時に待ち合わせ
俺が行くともう増田くんがいた

□「ごめん待たせちゃって」

▽「全然待ってないです」

手真っ赤にしてそれ言うww?
俺は増田くんの手を掴んだ

▽「えっ、先輩?」

□「手冷たいよ、何時からここにいたの?」

▽「……6時です。」

□「待ち合わせ6時だっけ!?」

▽「7時であってますよ」

□「じゃあなんで?」

▽「楽しみすぎて早く着きすぎただけです////」

□「そうなんだ、可愛い〜」

▽「////」

ここから電車で2時間、バスで1時間かかる

電車の中で俺たちはお互いのことを話した
誕生日や好きな物など
バスの中でもたくさん話して、共通点も多くて仲良くなれた

雪のせいで到着が遅れ10時30分に着いた
町を軽く見て周り早めの昼食をとった

□「何食べる?残念ながらファミレスには餃子はないけど」

▽「覚えててくれたんですね、じゃあハンバーグにします」

□「おっけい!俺はどうしようかな」

俺はオムライス、増田くんはハンバーグを頼んだ

□「美味しそうに食べるね」

▽「先輩食べますか?」

□「えっ?」

▽「あっ、すみません」

□「ううんちょっと驚いただけ、食べたい!!」

▽「どうぞ」

増田くんはお皿ごとくれた

□「あーんしてくれないの?」

▽「いや、あの、////」

照れてる可愛い〜


ってなんで俺さっきから増田くんのこと可愛いとか思ってんの

▽「あーん」

□「あーん」

□「んー美味しい!」

▽「(^_^)」


ゆっくり町を見ておしゃれなカフェに来た

□「美味しそうなスイーツがいっぱい!!」

▽「小山先輩スイーツ好きって言ってましたもんね」

□「うん!!どれにしようか迷う〜」

迷ったあげくたくさん頼んでしまった
増田くんはコーヒーだけ頼んだ

□「増田くん美味しいよ!食べる?」

▽「すみません、俺甘い物苦手で」

□「そうなんだ、なんかごめんね」

▽「いえ大丈夫です」

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