マイキーは一虎の上に跨り
鈍い音だけが響き渡る
ドスッ!!!!
ゴッ!!!!
場地の腹部からはダラダラと血が延々と流れる
誰がどう見ても出血多量で死の直前を悟った
フラフラと場地はこちらへと近づいてくる
場地は片手で持っていたナイフを大きく振り上げると
勢いよく場地の腹部に深く刺さった
グサッ!!!!
ドサッ!!
ドスッ!!!ドゴッ!!!!
ゼロは殺気で満ち溢れた見開く目をこちらに向けた
ゼロはフラフラと力が抜けたように倒れた場地のところに向かった
膝から崩れ落ちてちょこんと膝立ちする
場地の目から涙が溢れて下に滑り落ちていく
ゼロは殺気で満ちた瞳から光が差し込んだかのように涙が絶え間なく溢れていく
ニコリと場地は最期に笑みをこぼしたあと
静かに永い眠りについた




















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。