_You side_
部屋に戻って一息つく
カイに話を聞いてもらったお陰で落ち着いたしなんだかすっきりした
けどやっぱりあの女の人とソジュンさんの姿が頭をちらつく
そう思いスマホを、、、
そしてカイの部屋に取りに行こうとすると、
ピンポーン
ガチャ
カイの手には私のスマホがあった
そういって微笑むがカイからの返事はない、、
するとカイがいきなり私に抱きついて私の部屋のドアを閉めた
カイから離れようとするが力が強くて逃げられない
いきなり謝られて離れようとする力が抜ける
カイはさっきよりも私を抱きしめる力を強める
まさかカイからそんなふうに思われているとは、、私は反応に困った
けど私は、、
カイが真剣な目で私を見つめてくる
そんなこと言われたら断れないじゃん、、、
カイはそっと私の部屋を出ていった
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!