第8話

番外編 ユウタside 2(前編)
370
2019/01/03 11:31 更新
タクマ
こんにちはー!
こんばんわー!
タクマ
タクマだよ♪
タクマ
僕が初出演したお話、
「ユウタside 1」では謎が
多すぎたかな…?
タクマ
と思って、僕がユウタに言った
言葉の『ヒント』をお話にしたよ!
タクマ
まあヒントと言っても、この
お話で僕が言った言葉は
あまり分からないと思うん
だけど…
タクマ
よければ最後まで見てね!
タクマ
以上、タクマでした!

















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ユウタside
















これは、ほんの2年前のこと。














名取 ユウタ、16歳。





















人生最大の、絶望だった。


































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ユウタの父
ユウタ、ホマレ…
ユウタの父
ちょっと来てくれないか…
名取 ホマレ
どうしたの、お父さん…?



俺はごく普通の家庭に産まれた。







父はサラリーマン、母は自営業を営んでいる。








今日は、父から異様な雰囲気が漂っていた。
名取 ユウタ
なんだ…?


俺とホマレはテーブルを挟んで、父、母と向かい合って
椅子に座った。

ユウタの母
みんな、驚かないでね…




父は、その重い口を開いた。






ユウタの父
お父さんの会社が破産したんだ。
名取 ホマレ
え…?
名取 ユウタ
破産した…
ユウタの母
それでね、前からの借金が
かなり増えて…
ユウタの母
二人には学校に通わせるお金
も無くなってしまったの。
名取 ユウタ
え、おい、それって…
ユウタの父
夜逃げしようと思う。


頭が真っ白になった。





いや、正確には真っ暗になった。






父の言葉は想像を遥かに超えていた。




名取 ホマレ
……は!?夜逃げ!?
名取 ホマレ
そこまで酷いの!?


ホマレがテーブルをドンと叩いて立ち上がった。



ユウタの母
ちょっとホマレ…
名取 ホマレ
私は嫌だ!!
この家を離れたくない!!
ユウタの父
しょうがないんだ!!
名取 ユウタ
俺も…
名取 ユウタ
夜逃げなんかしたくない。
ユウタの母
ユウタまで…





母は泣いていた。




自分だって夜逃げはしたくないはずだ。











俺はこの空気が嫌になり、目を閉じた。





その時……










名取 ホマレ
お、お母さん!?


ガタガタという物音と共に、ホマレの叫び声が聴こえてきた。




俺は思わず目を開けた。







俺の目に入ってきた光景は…



































母が涙をながしながら包丁を持っている光景だった。






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