第22話

静止する殺意、動き出す宿命
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2025/10/20 15:38 更新
静寂の夜が明けた
だが、街の空気にはまだ「死」の香りが漂っていた
吉良吉影は──逃げ延びた
その事実が、ジョースター家全員の胸を重くしていた
ジョセフ兄さんがテーブルに地図を広げる
Joseph
吉良の潜伏エリアはこの半径2キロ圏内。奴の“手”が残した痕跡を波紋で分析したが……消されてやがる
承太郎兄さんが腕を組んだまま、低く唸る
承太郎
奴は“静かに暮らしたい”だけの男……だからこそ厄介だ。誰かの生活に潜り込んでる可能性が高い
仗助兄さんが机をドンと叩いた
仗助
だったら早く探そうぜッ!あなたがまた狙われたらたまんねーぜ!!
Jonathan
落ち着くんだ、仗助
ジョナサン兄さんの声が静かに響く
徐倫
怒りは力になるわ。けど、それを見失えば正義は鈍るのよ
徐倫姉さんは真剣な眼差しで仗助兄さんをなだめる
そしてジョルノ兄さんはティーカップを置き、冷静に言った
Giorno
吉良吉影の“殺人”は美学だ。つまり、必ず“同じ型”を使う。彼の行動には必ずパターンがあるはずです
あなた
……あとは私の“Eternal Waltz”で、時間の断片を見つけ出すだけ…
私の声は小さいが、確かな決意があった
その時──
テーブルの上に置かれた花瓶が“パリン”と音を立てた
あなた
……ッ?!
ジョセフ兄さんが瞬時に察知する
Joseph
波紋の流れが……止まった!?
時間が……歪んでやがるッ!!
承太郎兄さんの瞳が鋭く光った
承太郎
やれやれだぜ……もう来やがったのか、“吉良吉影”
空気が凍る
まるで世界全体が“停止”したような感覚
時計の針が止まり、鳥の声も消えた
そして──
あなた
ッ…!!!
吉良吉影
まったく、騒がしい家族だ……
壁の影から、スーツ姿の男が静かに現れた
金色の髪、冷たい眼差し
あなた
き、昨日ぶりね、吉良吉影…
吉良吉影
フフ、そうだな、もう見慣れた家だ
そう微笑んだあと彼の背後に、“殺人鬼のスタンド”が姿を見せる。
──“キラークイーン”
吉良吉影
君たちの騒音が私の穏やかな生活を乱す。
静かに暮らしたいのに……どうしても君たちは“爆破”したくなるんだ
仗助
うるせえ!!お前が自分で乱してるんだ、自業自得だぜ!!
仗助兄さんが立ち上がり、クレイジー・ダイヤモンドを展開
ジョルノ兄さんが即座に前へ
Giorno
“生命”は奪うものではない、与えるものだッ!──ゴールド・エクスペリエンス!
ジョナサン兄さんが両腕を広げ、波紋を全身に通す
Jonathan
うおおおおおッ!!ジョースターの血に懸けて、貴様を止めるッ!!
承太郎兄さんは低く構え
承太郎
もうテメーと顔を合わせるのは懲り懲りだぜッ!
スタープラチナ・ザ・ワールドッ!!
時間が一瞬止まり、吉良の動きが読まれる
ジョセフ兄さんも波紋を伸ばしながら叫ぶ
Joseph
奴の“右手”だッ!そこに注意しろォッ!!

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