第3話

Ep.2
441
2025/08/18 11:59 更新


  あなたの名前:カタカナ said
マルバス・マーチ
あなたの名前:カタカナちゃん 、
ボクに用事って聞いたけど どうしたの?
そうでした!
マーチくんにたのむことがありましたの


 久しぶりにマーチくんに会えた嬉しさと挨拶が上手にできたことで本来の目的を忘れていた

 わたくしは視線をマーチくんに向けこう言った

ここで  身体強化バフ  を使える先生はいらっしゃいますの?
ダンタリオン・ダリ
  身体強化バフ  かぁ …
ダンタリオン・ダリ
なら 、イチョウ先生が1番良いんじゃないかな
  イチョウ先生  、?


 不思議な声を出すとマーチくんが「 イチョウ先生は 戦術学 の先生ね 」と教えてくれた

 その イチョウ先生 は体術勝負で右に出るものはいないらしい

( 中等部ともなると 、
 いろいろな学問をまなべるのね )


 初等部はまず 、魔術の基礎の基礎

 自分たちの魔力のことを学んだり 、簡単な魔術を学び試験テストする

 それに比べて 、中等部は学ぶことが多くなるようだった

マルバス・マーチ
  身体強化バフ  なら誰にでもかけれるから
心配要らないよ
おふたりがそうおっしゃるほどなのですねっ __


 その瞬間 、自分の視線がマーチくんから床へとずれた

 一瞬で理解する


 『 割れてしまう 』 と

あっ



マルバス said

 職員室に【 陶器が割れた音 】が美しく響いた

 職員室に走ってきた生徒とぶつかり 、あなたの名前:カタカナちゃんがバランスを崩してしまい【 割れて 】しまった

すみませっ __ ?!


ガラスのように砕け散ったあなたの名前:カタカナちゃんを見た生徒は 、醜い小さな悲鳴を上げて一目散に逃げていった

はぁ …
ダンタリオン・ダリ
まる 、ばす 先生 … ?


ダリ先生の声は震えていて 、まるで怯えているようだった

きっとそれぐらい今の僕は恐ろしい顔をしているのだろう

自分でも分かるほどに 憎悪 に襲われている

…… 周りを見て行動するって
エレメンタリーの時に習うはずなんですけどねぇ
ダリ先生もそう思いません?
ダンタリオン・ダリ
… 一回 、担任通して言った方が良いかもですね


「 これじゃ 、卒業後に困りますから 」とダリ先生は言葉を続けた

自分は 、四方八方に散らばった あなたの名前:カタカナちゃんの破片 を集めながら耳を傾けた


そうすれば 、集まった破片が舞うように動き出す

そして破片は カチャカチャ と音を立てながら 元の形 へと戻っていく

( 結構 魔力を消費するし 、
 色々と危ないんだよなぁ コレ )


破片を全部集められれば 綺麗に修復するし 、記憶もそのまま 、良いことだってあるけれど

どうしても デメリット が大きくなる

1回目だから良いものの 、コレ が延々と続けば 意識が戻らなくなる ことだって



でも 、破片が少しでもなくて 別なモノで補完しても 記憶は抜け落ちてしまう


1番危惧されるのは “ 希少種族 ” としての価値が落ちること


あなたの名前:カタカナ
ふぅ … 
あなたの名前:カタカナ
おみぐるしい姿を見せて
ごめんなさいですの

ダンタリオン・ダリ
僕だけが状況理解できてないんだけど …
ダンタリオン・ダリ
大丈夫?
あなたの名前:カタカナ
はい 、ご心配かけてごめんなさいですの
気づけなくてごめんね 、
助けられたらよかったんだけど …
あなたの名前:カタカナ
そのきもちだけで嬉しいですわ 、マーチくん
( 手だけでも掴めていたら よかったんだけどな )

あなたの名前:カタカナ
でもね 、!
あなたの名前:カタカナ
つぎは  ちゃんと  助けてほしいんですの( 笑


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