隣国α帝国との国境付近
シャオロン視点
グルッペンから戦争があることを聞いたのが3日前。
その後、第三部隊のシッマと第四部隊を率いた俺がここに来たってわけなんだけども...
ぶっちゃけ行ってしまうとめちゃくちゃ暇w
それにしてもα帝国とはしばらく国交が安定していないとはいえそんな気配はなかったっていうのが実際の現状
なんで急に戦争を起こされたのかよくわかってないんよね
まぁ、連絡しても案の定
『そこで場所はあっているゾ?宣戦布告も...おーい!トン氏!宣戦布告されたんってαだよな?...まぁ一応待機しておいてくれ!』
というわけで俺はシッマと待ち続けもうすぐ日が暮れるっちゅう状態になってきたってわけだ
まぁ実質朝からやし俺もちょっと眠い気がする
俺がグーでアイツがチョキ
その時、静寂の闇に銃声が響いた
~
ときどき閃光うっとるのに全然襲ってくるし、誰かに操られてるみたいに延々と立ち上がり続ける
”誰かに操られるように”...
操るか.....もしや!
おそらく周辺地域の人々が操られてる。死んでも操られ続けるから圧倒的に分が悪い
無力化するためには気絶させるしかあらへん。けど下手にやさしくするとまた立ち上がる。強すぎて死んでしまったらアンデットとして洗脳は解けへんから感覚が重要になってくる
けど....
しかも常に囲まれてる状態やからな。どこにでも気ぃ配らなあかん
急に背後の奴らの気配が消えた
周りを見渡すと急所じゃないところに矢が刺さった敵が大量に倒れていた
シッマが見つめとった先には真っ白いローブ着たヤツが浮いとった
無音で飛べるとなると”術理”か”風”か”空間”か...
矢が降っとったってことは術理か空間か。どちらにせよ危険な属性だ
インカムに無機質な声が響く
・・・
第二話は我々さんと言えばで戦争でしたね~
勘のいい皆さんならこの白ローブの男察していらっしゃると思いますw
まぁ、それは少し置いといて今回何やら聞き覚えのないワードが出てきましたね?
水やら術理やら閃光やら....えとせとら
まぁ、この世界には気づいた人もいるかもしれませんが「魔法」が存在するんですね~
その気になる魔法については次回のあとがき(?)でお話ししましょう。
では、次回「城の騒動」お楽しみに!
おつみけ!
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。