これは、まだ元彼との関係が続いていた時の話。
深夜に帰って、本来なら寝てるはずの元カレを
探して、探して、探しまくる。
頭じゃわかってるの。
心が追いつかないだけなの。
まだあの人の隣に立たせて欲しかっただけなの。
リビングのテーブルにはタバコの吸い殻まみれ。
灰の匂いが更に私の寿命を縮ませている気がする。
がちゃっ
帰ってきて嬉しいと思った私が、可哀想だ。
凸る勇気もなくて惨めだ。彼を見たくない。
そう思ってクローゼットに隠れた。
元カレが私に気づかないまま、
カチッと、またライターをつけて
タバコに火を灯したのがわかった。
それから、何回も暗闇で泣かされた。
そして、元カレと別れ、
叶と付き合った後にしっかり自覚した事があった。
彼は私が体調悪くても放置しないし、
会えない日が続いても不安にならない様に
彼が尽くしてくれる。私に尽くさせてくれない。
私には、それくらいがよかったんだって。
ふわっちの言ってくれた事、本当だったんだって。
今まで辛かったのが、嘘みたいって。
彼と、友達だけには、絶対、
絶対に私のそばから離れてほしくない。
彼らは私が本当に嫌な事はしないって信頼してる。
彼と出逢って、付き合ってみて気づいたよ。
私の気持ちは変わって、また色づいて。
今までの沢山の不幸がなくなって、
むしろ足りないくらいになった不幸を愛せるくらい
幸せになってたんだって _____ 。
例えば、具体的に言うと、
多分また当たり前って言われるけど、
好きって思って好きって言ってくれて、
身体だけが目当てな時がなくて、
する時は自分勝手にするだけじゃなくて、
家事は基本私がやるけど、彼が手が空いてる時は
手伝ってくれる。
彼が居ないと、もうダメ…って、
そう、思わせてくれる。
光ったと思ったら、そこに"天使"が現れたっぽい
あとがきもよかったら見てください😉💖











編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。