木蘭大和と榛葉日向の出会いは高校時代に遡る。
日向は日本の高校に行くことにしたため、育て親のピーターと共に日本の高校を見に来ていた。
その中の一つに、偏差値の高い帝丹高校があった。
日向が見学に行った日は、たまたま生徒会選挙の演説日だったようで、体育館から生徒たちが見えた。
ステージに立っていたのが、大和である。
身長の高いイケメンがステージの上で立ち上がり、つかつかと教壇に歩いていった。
そのまま演説をするのかと思いきや……
そいつはマイクを手に取り、片足を教壇に勢いよく乗せたのである。
これが、大和と日向の最初の出会いである。















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。