苗木side
モノクマはその後もここから出られないや"卒業"について話し出した
ゾワリとした…
『誰かを殺した生徒だけがここから出られる』
その言葉を聞いた途端.....
猛烈な寒気が、足元から背中を通り、頭のてっぺんまで一気に駆け上がっていった
あなたの下の名前さんが震えていた
今日1番の震え、この今の状況にきっと彼女もついていけてないんだ
だけど僕にはどうすることも出来ない...だから
僕は彼女の手を握った
彼女からしたら嫌かもしれない、だけど僕には彼女を落ち着かせる方法がこれしか思いつかなかった
この脳天気な声に腹が立った
あなたの下の名前さんだけにしかないプレゼント
みんな急に彼女だけに何かあるという言葉に少し疑心感が生まれた
それって、"記憶喪失"ってことか?
明らかな動揺
モノクマがそう言うと煙が出てきて視界がみえなくなった
霧切さんは全員にそう言った
僕は自分の手から彼女の手が離れたことに焦った
きっとモノクマはあなたの下の名前さんに何かしようとしているのだろう
だから霧切さんはあなたの下の名前さんを護るように指示したんだ
彼女の声と共に霧は晴れていった












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。