家に帰っても、今日の話が頭からこびりついて離れなかった。ふと、思った。仲良くする、って言ったけど、
どうやって仲良くなんのぉぉぉーーーーーーーー!?
なんも考えてなかった…。偶然会える訳ないし、あの二人の協力仰ぐ??でもなぁ…((考えてなかったのかよ【呆】by岩本・室
あっちは覚えてないんだから、「久しぶりぃー」で話しかけることはできないし…
ってか、俺と康二ってそもそもどうやって仲良くなったんだっけ?
思い出してみれば、
初めて康二に会ったのは、今の暑さとは程遠い爽やかな風で、桜が舞う季節のことだった。
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“カイソウ”
俺はこの春から正文高校に入学することになった。ただただ、3年間が平凡に、安心安全に平穏に過ごせたら良い。それが俺のポリシーだった。関西の高校だが、俺はついこないだぐらいに越してきたばかりなので、関西弁は喋れない。
それはいいのだが、今日が入学式だというのに、
一回予習したはずなのに…もうどうしたらいいかわからなくなって天を仰ぎ、周りをきょろきょろしてみたら、一人の人物に目が止まった。制服を見れば、同じじゃん!!もしかしたら、行き方を知ってるかもしれない、そう思ってその人に近づいた。
何かをブツブツ言っている…?怖っ!でも、ここは勇気を持って話しかけるべき…だよな!
俺の安全な高校ライフのためにも——。
その人は子犬みたいなキラッキラした目で俺に言って来た。かわいい人だなぁ。って、そう思っている場合じゃないのに…!
じゃあ、同い年やしタメでええよな!って言った康二の笑顔はニカって効果音が出るんじゃないかってくらい輝いていた。
そう言って頷いてみせる姿はなんかのキャラクターみたいで愛でたい感じの可愛さがある。初めてなんだな、これが。人を可愛いって思ったのは。
俺の中で
何かが
始まった、音がした。
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どうもです!✨
今回も読んでいただき、ありがとうございます😊
文字をちっちゃくする方法分かりました!!
あと、他の方々の作品を読ませていただいていて、気付いたのですが…
私の文、超長いですね!!💦
なので、今回は反省して文自体は1000文字を越さないようにしてみました!!
どうでしょうか…??🤔
教えてくださると嬉しいです😊
これからも、読んでくださると嬉しいです🎀
よろしくお願いします🍀
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。