(まな)
ゆう先輩
ゆう先輩は
私のこと
どう思っていますか?
好きですか?
(ゆう)
好きだよ
君が
俺の彼女になってくれるの?
本当に俺でいいんだよね?
(まな)
はい。
よろしくお願いします。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
それから
ゆう先輩は
他の施設に行ってしまった。
でも
私たちの関係は
ワンステップ上がった。
私自身も
ひとつ
成長した。
”一人暮らし”を始めたのだ。
一人暮らしすれば
ゆう先輩とも いつでも会える
電話もできる!
そう思い、
一人暮らしを決心し、実家から旅立った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2月中旬
LINEにて。
(ゆう)
会いたい。
(まな)
私も会いたい。
会ってたくさんお話ししたい。
なんなら、今からうちにくる?
(ゆう)
いいの?
仕事終わったから
今から行っていい?
(まな)
うん
待ってるね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そう。
私達はゆう先輩が他の施設に移動した時から
お互いの仕事が忙しくて
ずっと会えてなかった。
会えてない分はLINEで
補っていたのだった。
さて!
ゆう先輩来るなら
部屋がまだ少しだけ片付いてないから
片付けないと!!
お風呂もちゃんと入っておかないとね!!
急げー!!!!!












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。