前話↑
tn side
後日、夕暮
今日は生徒会も休みの日なため、1人で学校近くの海辺に来ていた
背後から声をかけられ、反射的に殴ってしまった
...いつから居たのだろうか
誰の気配も感じなかったのに
こいつ...こういう時だけ勘鋭いのなんやねん...!!!
いつもは超甘党3歳児()の癖にッッッ!!!!(((
突然隣に座っていた3歳児()に海水をかけられる
暖かくなってきたとはいえまだまだ海の水は冷たい
いつの間にか潮は満ちてきており、腰掛けて伸ばしていた足の指先に波が届く寸前だった
あまりの冷たさにグルッペンの方を見ると、そこには茶化すような表情などは一切ない顔があった
泣くつもりなんてなかったのに、涙は止まることなく頬を伝った
横からぐしぐしと強引に服の袖で涙を拭ってくるグルッペンが、やたら頼りに見えた
それからは、なにも言わないでいてくれた
冷えた足先を、波がさらっていった
___後ろの人影には、気付く訳もなかった
syp side
リーダーのあるべき姿、か
他校のスパイだった俺を救ったのは、
救ってくれたのは、貴方だったのに
トントンさんに、これ以上何を望もうか
それはきっとシャオさん達だって同じことだ
過去を消したい思いから、意味もなく空を見上げる
あぁ、今日は半月か
結構な急展開でごめんなさい...っ(泣)












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。