彼は私の担当ホストの湊くん、今まで沢山
貢いだし私の事を支えてくれた。
でもそんな彼とも、今日でお別れだ。
嫌いになる訳じゃない。
こんなに話も聞いてくれて素敵なのにむしろ
嫌いになる方が難しいくらい。ただ、
もうホスクラには来なくても安心出来るもの
ができたから
ただ本当にそれだけ。
基本私はガチ恋対応、というより友人の
ような関係を築いてきたと思っている。
私からも恋愛感情はなるべく抱かないように
していた。
恋に落ちてしまえばそれはもう抜け出せなく
なってしまうと思い、今までアフターだって
1度たりとも誘ったりはしなかった。
それもそうだろう、私の中で、ホストなんて
お金がないと対応をしないような人達が今まで
うじゃうじゃいた。
そんな金の亡者の集まりとだと思っていたから
少し経ち、湊は少し黙ってから黒服さんに
そう言い控え室へと行った
なんだか店前で待つなんてアフター誘ったみたい
な事になっちゃった…
いつものスーツとはまた違い、ラフなパーカーで
出てきた湊くんは少し雰囲気も違っていた
そういい、何故か上機嫌な湊と私は歌舞伎町を
抜け出し夜の街へと繰り出した。
湊くんから告白なんて、されるはずないと
思っていた。
好きにならないように頑張っていた
…でも、













編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。