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第3話

路黒重-酸
1,066
2024/03/28 14:31




テヒョンside









am10:15






今日の先生は機嫌が悪い。

テヒョン
テヒョン
コピー取ってきます。  


ガチャン、




テヒョン
テヒョン
、、   

うまく、 行かなかったんだろうね。
そりゃあんな匂いに あんな格好じゃ 誰だって怯むよ。
テヒョン
テヒョン
 、、ふふ   
この調子じゃ 僕が必要になるのはまだ先、、
テヒョン
テヒョン
 、、もう何年前    
僕は先生と契約をした。

アニヤ先生からは
社会的立場を用意してもらうのと引き換えに
僕は不利な契約をした。


でもしょうがないんだよ。
弱い立場の者は いつだって不利な選択を迫られる。
テヒョン
テヒョン
 、、  
それはいつの時代も変わらない。
テヒョン
テヒョン
ふふっ、、  
でもね、
あの子は強い立場にいるはずなのに
なぜ不利な選択を迫られているんだと思う?


それはね、
テヒョン
テヒョン
あ、おはようございます。   

ギョム助教授)
おはようございます。
テヒョン
テヒョン
 、、   
ギョム助教授)
今日、、 うちの教授に呼ばれますよ?
テヒョン
テヒョン
 、、   
ギョム助教授)
そんな感じがします。
そのつもりでどうぞ、、 ははっ、


勘に触る笑い方、、
見下した視線。

テヒョン
テヒョン
ギョム助教授は、   
ギョム助教授)
なんですか?



あなたが悪いんですよ?
僕の気分を逆撫でした あなたが悪い。


テヒョン
テヒョン
  誰かを好きになったことはありますか?  




ギョム助教授)
何もなさそうに見えますか?
テヒョン
テヒョン
 いえ?   そうゆう意味で
聞いたんじゃありませんよ。
ギョム助教授)
こう見えて色々あるんですよ?
テヒョン
テヒョン
それは大変ですね。  
ギョム助教授)
どうぞ、、 終わりました。
テヒョン
テヒョン
あ、、  ギョム助教授?  
ギョム助教授)
なんですか、、 まだなにか、
テヒョン
テヒョン
 、、   

動揺しすぎ。


強い立場の者が 弱くなる。
それはひとつだけ。

テヒョン
テヒョン
データ、忘れてますよ。  

ギョム助教授)
あ、、 ありがとうございます。
テヒョン
テヒョン
 、、   

手に入らない物を見つけた時、
自分の存在価値を否定された時。

つまり 付加価値ではなく 自分の真価を問われた時。


イエスキリストは自己犠牲を愛と、、
誰かが恋を自己満足だと 言った。

自己満足で終わらせられないんだよね、
貴方のような人は。
テヒョン
テヒョン
 、、   

手に入らない物に躍起になる人ほど
見苦しいものはないなあ、
テヒョン
テヒョン
ギョム助教授?  

ギョム助教授)
まだ何か?
まぁそれは僕も同じなんだけれど。


テヒョン
テヒョン
応援してますね。  


同じ、、
自己を満足させるだけじゃ終われない者として。
















ウヌside





pm9:55





スタッフ)
10:30からっていま電話が入ったんだけど、、
ウヌ
ウヌ
あー、、  
スタッフ)
どうする? 折り返すつもりだから
断れるよ?
ウヌ
ウヌ
 、、いいよ。
スタッフ)
本当に大丈夫?
かなりの頻度になってるけど、
ウヌ
ウヌ
確かに、  
スタッフ)
何かされる前に言ってね、
ああゆう人たちって勘違いしやすいから。
ウヌ
ウヌ
うーん、、 
スタッフ)
忘れちゃうんだろね。
こちらはサービスとして提供してるのに
同じフィリアだと誤認識、
ウヌ
ウヌ
でも、勘違いさせるのも   
仕事な気がするし、
スタッフ)
まぁ、そうなんだけどさぁ
その線引きがうまく出来ない人いるでしょ?
ウヌ
ウヌ
前もいたよね、
俺じゃないけど、、
スタッフ)
うん、あの時も結構大変だったんだよね。
最終的に
お店 移ってもらったし、
ウヌ
ウヌ
そうだったね、  
スタッフ)
だから気を付けて、
ウヌは貴重な人材だから。
ウヌ
ウヌ
ははっ、よく言う、、  
スタッフ)
ほんとに言ってんのに、
ウヌ
ウヌ
ありがと、気をつける。  

でも、 あの人は大丈夫だよ。

気持ちでは一線を越えてたとしても
社会的に大きくはみ出したりはしない。




だって、


コンコン、、






、、)
あ、、 ウヌ君、
ウヌ
ウヌ
こんなに俺のとこに通って   
何がしたいんですか?

、、)
そんな事言わないで、、
僕は会えるだけで
ウヌ
ウヌ
会えるだけでいいの?  
プレイしなくても?
、、)
それは、、
ウヌ
ウヌ
早く脱げよ、、
待つのは嫌いなんだ。
、、)
ぬぐ、、 ぬぐよ、
ウヌ
ウヌ
喋っていいって言った?  
、、)
ごめん な さい。
ウヌ
ウヌ
そんなに俺のことが好きなの?   
、、)
、、
ウヌ
ウヌ
こんなとこに週に何回も通い詰めてさ、  
、、)
、、、
ウヌ
ウヌ
まさか 俺が好きになるなんて   
思っちゃないよね?
 、、)
、、、
ウヌ
ウヌ
喋っていいよ。  
、、)
ウヌ君、、の
ウヌ
ウヌ
俺の?  
、、)
ウヌ君の、、
ウヌ
ウヌ
 、、    
、、)
財布、、です 僕は、
ウヌ
ウヌ
よく分かってんじゃん、上出来。  
、、)
、、
ウヌ
ウヌ
すこし褒めたら、、  なにこれ。 
ほんと雑魚ちんぽ。
、、)
い"っ、、
ウヌ
ウヌ
喋んなって、  
、、)
、、、
ウヌ
ウヌ
 、、 ほんと 雑魚。  


ここに来る人で
プライドが高い人種ほど 扱いやすいものはない。
体裁を気にして 一定のライン を超えられないから、

自分より下のランクしか見てないあんたみたいな人が
俺を見上げて 懇願するなんて
性癖ってのは ほんと厄介なもんだよね。

ウヌ
ウヌ
はじめるよ、
なんて言うの?

、、)
よろしく、、 お願い します、、




まじで 笑える。
ウヌ
ウヌ
 、、  しゃぶれよ 先生。  
これがしたくて来たんだろ?




ギョム助教授)
はい、、















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