第6話

エピソード5 突然の別れ
361
2020/03/30 05:19
〇〇が病気を打ち明けてから3ヶ月後。
この期間までは〇〇と僕たちは普段通り楽しくバカなことをいっぱいしてきた。
僕たちは、いつものように放課後僕たちは一緒に学校から帰宅していた。
そのとき、悲劇が起きた...




































































〇〇が倒れて、帰らぬ人となった...。


















病院ではあの白雪姫のように静かに眠っていた。
とあ
とあ
〇〇ちゃんどうしてや...
るーく
るーく
ねぇ、起きてや...
ふーが
ふーが
なんで、起きないんや!!
俺たちともっと....(泣)
こたろう
こたろう
「さよなら」もなしにいなくなっちゃうのは俺たち辛いやろ...
にしたく
にしたく
なぁ、これずっと言おうか悩んでたんやけど...
俺、実は〇〇が病気なの知ってたんや...
俺が〇〇に告白した日。
でも〇〇から口止めされてたんや...
ふーが
ふーが
なんで、言わなかったん!!
にしたく
にしたく
〇〇は俺たちみんなに打ち明けたら喧嘩したりして、バラバラになっちゃうのをわかってたんだよ...
最後まで、みんなで笑っていたかったんだよ...
とあ
とあ
さすが、〇〇。
僕たちのことよくわかってたんやね...
にしたく
にしたく
せやで。
だからみんなが泣いてる顔よりよみんなが笑ってる顔の方が〇〇はみたいはずやで。
こたろう
こたろう
〇〇は毒林檎でも食べちゃったのかな?(笑)
ふーが
ふーが
なんやそれ(笑)
なんやったら王子様のキスで起きたりして(笑)
るーく
るーく
確かに(笑)
多分、〇〇はきっとどこかで僕たちのことみてると思うで。
とあ
とあ
そーや。
だから僕たちが笑って〇〇に笑顔を届けなくっちゃ!
にしたく
にしたく
その通りや。
ふーが
ふーが
よし、〇〇みてろや!
俺たちが〇〇に笑顔を届けてやる!
にしたく
にしたく
待っててな...
〇〇...。




続く...
(次回最終話)

プリ小説オーディオドラマ