第5話

seunghan 残った匂い
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2025/12/27 14:51 更新




19の時にある男に出会った

それは、桜の花が散りきった夏のはじまりだった
sh
sh
はじめまして スンハンです、ㅎ
sh
sh
あなたちゃん?よろしく

"チャラそう"


最初の印象はこうだった
でもなぜか、ビビっときた 運命を感じた

今思えば、後にも先にもこんなに好きになった人はいなかった
学校は違うが、一駅先に住んでいたため毎日会った
Me
ねえ、スンハナ 今度これやろうよㅎㅎ
sh
sh
バカお前、そんなんやったら怪我するぞ
Me
ええいいじゃん 絶対楽しいのにーー
sh
sh
じゃあ絶対怪我するなよ?俺助けないからなㅎ

私と彼は好きな物も楽しく感じることも全てが一緒で、お互い一緒に居心地が良く幸せだった
まるで隣同士のパズルのピースのように。
 
彼は成人してからよくタバコを吸っていた。
Me
ねえタバコってどんな味するの?
sh
sh
んーー 美味しい味? 説明むずい
sh
sh
吸ってみる?1本やるよ
Me
いや、私親に怒られちゃうから、ㅎ
2人で乗ったチャリ、2人で過ごした街、全ての記憶が鮮明にあって一緒に見た景色も匂いも昨日の事のように覚えている

特に彼が好きだったタバコの匂いは。

お互いに最高の相手で最高に好きな人で離れることなんて出来なかった。

3年半一緒に居た

私は彼にずっと片思いをしていた
彼も私のことが好きな時期はあったはず、ㅎ

彼は色んな女の子と遊んでいた
浮気も沢山してた 私も当てつけで沢山遊んだ

沢山の女の子の中で私が1番仲良かったという感じかな?
付き合うことはなかった
時にはそうしたい時もあったけど、自分のポジションを誰にも譲りたくなくてこれで満たされるならこのままでいいと考えるようになった
 
23になった時
このままではダメだ。この人ととは幸せになれない。
そう考えて私から離れることにした

最後まで素直になれない2人だった。
似たもの同士。



もう10年も前の話

この時はお互いあまりにも若く幼すぎた



今君はどこにいるのかな
もし今なら上手くいってたかな
私は結婚もして子供もいるのに、どうしても君を思い出してしまう 体と心が求めてしまう

あなたと離れてから、私はタバコを吸うようになった
狂ったように中毒になってしまった

どうしてあなたが残したタバコの匂いはこんなにも残酷で愛おしくて大切に感じてしまうのだろうか

私は会いたいという気持ちを抑えて今日もタバコを1本手に取る。







Fin



スンハンを登場させて気分を害された方申し訳ありません
どうしてもこの話の男性はスンハンにしたく、出させていただきました ご理解できる方のみお読みください;;

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