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いよいよ『ワンダーランズ✕ショウタイム』初公演に向けての最終リハーサルを終え、オレ達はステージの上で互いに向き合い、明日への意気込みを語った。
思わず目頭が熱くなってしまう。
突然呆気なく命を落とすことになったかと思えば、過去に飛ばされ、皆とは"初めまして"からやり直す羽目になり、オレ一人で_____イチから全部背負って頑張ろうとしていた。
目を擦り浮かんできた涙を止める。そして大きく息を吸い、深く吐いた。
「人見知り?。人前に出られない!?。ふざけるな!!」
「君はスターになんてなれない」
「ステージとは、今日でバイバイ!」
「…………なさい…………」
「ごめんなさい…………!!」
この言葉が聞けただけで。オレが今日まで頑張ってきた意味がある。
前回のようなことは、絶対に起こしたくない。大事な仲間を傷つけ、ショーを台無しにし、オレ達の間に亀裂を生ませることだけは。何としても止めてみせる。
えむはピコンっとひらめき、分かりやすく元気になり飛び跳ねた。側にいたネネロボがビクリと反応する。
寧々は恐る恐るネネロボを動かし、恥ずかしそうに小さく手を挙げさせた。
えむがはしゃぎ、寧々が戸惑い類に助けを求め、それを類が微笑みながら更に状況を複雑化させていく。とても、微笑ましい光景だ。
えむは、珍しい表情をしていた。
どこか泣きそうで、でも希望に満ち溢れてもいる。けれどやはり、希望だけではない。何かを目が訴えている。
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「必ず、みんなを笑顔にする
素晴らしいショーにするぞ!!!」












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。