ゆめおのお粥、久々に食べたけど
やっぱりおいしい。
いつもなら 寝る、って言ってるけど
今日はいっぱい寝てちょっと元気だし ……
ゆめおがセットしてくれている間、
そういえば任務行った二人はどうしてるかなぁ
とか、刀也くんラムネ見つけてくれたかなぁ
なんてぼうっと考える。
そんなことを考えているうちに
もう参加の手筈も終わらせたらしく、
コントローラーを差し出してくる。
そう言いながら頭を撫でられる。
みんな頭撫でるの好きだねぇ、
そっと唇に細い人差し指が置かれる。
微かな、逃げられるけど逃げられない圧。
逃げ場はあるけどそこまで行かせてもらえない
ような、ゆっくり行く手を阻まれる感覚。
あの瞳の熱は気のせいだったことにして
マリカに集中しよう。














編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。