第4話

第三話 ブルムンド王国にて
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2022/12/29 23:57 更新
カバル
つきましたぜ。ここがブルムンド王国だ。
リムル=テンペスト
おぉ………!
レイ
レイ
大きい国だな……!
 とりあえず俺達は、飯を食べられる場所で、目的の確認をした。
カバル
夢で見た子供達に会うため?
リムル=テンペスト
ああ。シズさんの心残りだし、何か意味ありげな夢だったからな。
レイ
レイ
シズさんって?
リムル=テンペスト
なんて言えばいいかな………。
俺にとっての大切な人。
レイ
レイ
大切な人か……。
 俺は、現実世界に大切な人と言えるような人はいなかったため、大切な人がいるリムルが羨ましく思えた。
リムル=テンペスト
この姿だって、シズさんの姿から受け継いだ姿だからな。
レイ
レイ
なるほどねぇ…。
エレン
あっ、そうだ。イングラシアに行くなら、うちのギルマスに招待状書いてもらうといいかもね。
リムル=テンペスト
フューズに?
カバル
イングラシアには自由組合ギルドの本部があるんだよ。自由組合総帥グランドマスターは確か、シズさんの弟子だって話だ。
カバル
その名も「ユウキ・カグラザカ」。
レイ
レイ
(日本人の名前みたいだな。)
リムル=テンペスト
んじゃ、午後はフューズんとこに案内してくれ。
カバル
おう!
カバル
そうだ旦那、レイさん。
イングラシアに行くなら、自由組合ギルドで冒険者に登録した方がいいぜ。
レイ
レイ
なんで?
エレン
冒険者って、外での活動がほとんどでしょ?自由組合ギルドと提携してる国なら身分証明されるのよぅ。
リムル=テンペスト
要するに身分証か。
リムル=テンペスト
んじゃ、一応取っとこうかな。
レイもだぞ。
レイ
レイ
了解。
 冒険者登録するために向かった先は、いかにも冒険者って感じの人達がたくさん集まっていた。
レイ
レイ
人混み…嫌い……。
リムル=テンペスト
我慢してくれ。
 俺は嫌々ながらも、受付に向かった。
女性
冒険者登録?
悪いことは言うつもりないけれど、あなたにはまだ早いと思うわよ…。
レイ
レイ
大丈夫ですよ。
腕には多少自信があるので。
女性
そうなの?では、こちらにお名前と希望される部門をご記入ください。
 俺は必要事項を記入して、提出した。
 なぜか不思議と、この世界の文字を読めるし普通に書けた。
女性
…討伐部門。
ねぇ、本当にいいの?採取や探索部門にした方がいいんじゃないかしら?
レイ
レイ
こっちの方が手っ取り早いですし、実力証明ならこっちの方がいいでしょう?
女性
そうだけど……。
リムル=テンペスト
おいレイ。大丈夫なのか?
レイ
レイ
大丈夫。死にはしないと思う。
 そう話していると、義足の男が現れた。
ジーギス
いいのか?討伐試験は一番お手軽だが、一番危険な試験だぞ?
レイ
レイ
…あなたは?
ジーギス
試験官のジーギスだ。
試験を受けるつもりがあるならついてこい。
レイ
レイ
はーい。
 俺はぎこちなく歩いているジーギスさんについていった。
リムル=テンペスト
(……レイの銃の腕はいいが、実戦経験に乏しい。万一、何かあったら……。)
リムル=テンペスト
(…追いかけるか。心配だ。)
カバル
旦那、追いかけるつもりでしょう?
リムル=テンペスト
……まあな。心配だ。
ギド
丁度、あっし達も行こうとしてたところでやす。
リムル=テンペスト
そうか。じゃあ、行くぞ。
To be continued 

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