第32話

無題 : Happy birthday !! 8.11
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2025/08/11 11:11 更新




 爛々と日差しが照りつける中。蝉もこの暑さには 、命を燃やして鳴いている。 …… 蝉の存在意義が見つからないし 、暑さを余計倍増させている。帽子で日差しを隠しているものの 、暑い物は暑い。暑いよ!!と大声で 、公衆の前で叫んでしまいそうだ。人々の喧騒の音量には 、負けない自信しか無い。

 なら 、何故暑い中此処に居るのか。それはごく単純で 、ありふれた出来事。
_東雲@シノノメ_ _律@リツ_
東雲シノノメ リツ
   … も ー  、何処に居るの?!  

 遊びに行っているからだ。 …… 最も 、今現在は遊ぶまでの道中と言えるんだけど。
 二人は重度の方向音痴だ。それも 、テーマパークなんて行ったら 、迷子センター直送。

 一人蒼月チャンの方は 、まだマシな方。何も考えてないように見えて 、本当に何も考えてない。だからこそ 、その場から動かないから 、見つけるのが早い。


 でも問題はもう一人御巫クンの方。御巫クンは誰かを見つけようと勝手に歩くし 、奇跡的な機械音痴で連絡さえ取れない。俳優という都合上 、誰かに言うという事も出来ない。
 つまり 、今回の待ち合わせ場所のセレクトは失敗だった。


 案の定 、返事はゼロ。 … なんて思ってたら 、それらしき人影を見つけた。
 うん 、間違いない。オレの観察眼めちゃめちゃ良いからね。某レストランの間違い探しを難なくクリア出来るくらい… 。
 そうして 、近くに行って話し掛けた。



 
_東雲@シノノメ_ _律@リツ_
東雲シノノメ リツ
  だーれだ!  

 そう言って肩を軽く叩くと 、流石の馬鹿御巫クンも気がついたみたいだ。サングラス越しに見える顔は 、目を微かに見開いていた。 …… ホント 、慣れてないよね。何回この下りしたんだろ。

_御巫@ミカナギ_ _怜@レイ_
御巫ミカナギ レイ
   … 東雲  
  遅かったんだな  
_東雲@シノノメ_ _律@リツ_
東雲シノノメ リツ
  待ち合わせ場所此処じゃないけど?!  

  …… 「 ホラ 、銅像有るでしょ 」とスマホを見せると 、御巫は頷いていた。そして「 悪い 」と直ぐに謝った。
 もう少しわかり易い場所にするべきだったかも。まぁ … 別に予定は変わらないから良いけど。


 
_東雲@シノノメ_ _律@リツ_
東雲シノノメ リツ
  そういえば 、遅かったって?  

 そう聞くと 、御巫クンが一歩下がる。そうすれば 、その言葉の意味が理解出来た。 … そう 、蒼月チャンが居たからだ。
_蒼月@ソウゲツ_ _蓮@レン_
蒼月ソウゲツ レン
   … おはよう?  

 だからかぁ … うん。二人共居たのかぁ … 。なんて事を考えながら 、気持ちを切り替える。
 今日は俺が主役で 、一番偉い(と言うことにしたい)から。

_東雲@シノノメ_ _律@リツ_
東雲シノノメ リツ
  おはよ!  
_東雲@シノノメ_ _律@リツ_
東雲シノノメ リツ
  御巫クン 、スマホ見た?  
_御巫@ミカナギ_ _怜@レイ_
御巫ミカナギ レイ
  充電したまま忘れたな  

 明るく挨拶をして 、御巫クンにスマホの事で質問をした。最近 、チャットアプリの使いからを教えたから 、連絡は確認してると思ったけど … 。
 オレの質問に 、御巫クンは当然の様に忘れたと言った。

  …… うん 、そうだよね。
_東雲@シノノメ_ _律@リツ_
東雲シノノメ リツ
  ちょっと!!  
_蒼月@ソウゲツ_ _蓮@レン_
蒼月ソウゲツ レン
  忘れもの?  
  今から 、取りに行くの … ?  

 「 そんな事したら 、時間が勿体無いでしょ! 」
 二人を急かして 、目的地へさっさと行く事にした。

  …… 暑いし 、何より楽しみだからね。












 着いたのは 、ゲームセンター。機械音やゲームの効果音が何重にも聞こえていて 、何のゲームをやっているのかが全く分からない。

 横の二人を見ると 、珍しく目を輝かせていた。 …… 子供みたいだな 、うん。蒼月チャンは 、ぬいぐるみに視線を向けていた。ハムスター 、好きなんだろうな。
 御巫クンは 、ゲーム機が気になっているみたいだった。
 
_御巫@ミカナギ_ _怜@レイ_
御巫ミカナギ レイ
   … 凄いな  
_東雲@シノノメ_ _律@リツ_
東雲シノノメ リツ
   … 何が?  

 
_御巫@ミカナギ_ _怜@レイ_
御巫ミカナギ レイ
   … 明るさが  

 うん 、重要かと思ったオレが馬鹿だったみたい。いや 、オレは天才だから違うか。
  … 明るさもちょっと違うよね ?? 明るさって 、いや … 。音ならわかるよ ? けどさ 、え ?
_東雲@シノノメ_ _律@リツ_
東雲シノノメ リツ
   … そっか   

 まあ 、御巫クンに常識を求める方が違うか。そんな結末に落ち着いて 、取り敢えず相槌を打っておく。彼の場合は 、根本的に違うような物だろう。常識のじの字も知らないと云うか … それは失礼か。せめてうの字は知ってるよね。 … そうであって欲しい。
_蒼月@ソウゲツ_ _蓮@レン_
蒼月ソウゲツ レン
   … はやく 、遊びたい  

  … 細かい事は気にしないでおこう。
 気にしたらシワができるとかなんとか言うし。





















_御巫@ミカナギ_ _怜@レイ_
御巫ミカナギ レイ
   … これ 、どうするんだ?東雲  
_東雲@シノノメ_ _律@リツ_
東雲シノノメ リツ
  画面から目離さないでよ!!  
_蒼月@ソウゲツ_ _蓮@レン_
蒼月ソウゲツ レン
  あ … ゲームオーバー  
_東雲@シノノメ_ _律@リツ_
東雲シノノメ リツ
  ちょっと?!  











_蒼月@ソウゲツ_ _蓮@レン_
蒼月ソウゲツ レン
   … このぬいぐるみ 、可愛い  
_東雲@シノノメ_ _律@リツ_
東雲シノノメ リツ
  蒼月チャン 、ハムスター好きだもんね!  
_御巫@ミカナギ_ _怜@レイ_
御巫ミカナギ レイ
  確か … らもち 、だったよな?  
_蒼月@ソウゲツ_ _蓮@レン_
蒼月ソウゲツ レン
  うん … 。こんど 、見る?  
_東雲@シノノメ_ _律@リツ_
東雲シノノメ リツ
  三人で行こ!  
  御巫クン料理作ってね  
_御巫@ミカナギ_ _怜@レイ_
御巫ミカナギ レイ
  ああ 、良いぞ  










_東雲@シノノメ_ _律@リツ_
東雲シノノメ リツ
   … もうすっかり暗いね 〜   

 マリカートで遊んだり 、クレーンゲームで遊んだり。そうしたら 、もうすっかり辺りは暗くなっていた。
 途中で御巫クンが作った料理も食べたりして 、凄く楽しかった。
 今は何をやっているかと言うと 、一緒に帰路につく途中だ。オレは学生寮で過ごしているけれど 、二人は違う。蒼月チャンは一人暮らしだし 、御巫クンは実家暮らしだ。


 俺の呟きに 、二人は反応する。夕方になっているとは言え 、今は夏。湿気と温度が高くて 、嫌になっちゃうよね。
_御巫@ミカナギ_ _怜@レイ_
御巫ミカナギ レイ
  ああ 、昼間とは段違いだな  
_蒼月@ソウゲツ_ _蓮@レン_
蒼月ソウゲツ レン
  うん … お昼とくらべたら 、  
  すこし暑くないよね  

 こうして雑談をしている中 、御巫クンが紙袋を突然俺に差し出した。こんな出来事に 、オレは立ち止まった。
 勿論 、道の端っこで。通行人の邪魔になっちゃうからね。

 御巫クンの視線は少し横にズレているけれど 、多分照れてるだけだから大丈夫でしょ。蒼月チャンも 、特に驚きはせずに立ち止まっている。
  …… 蒼月チャンって 、驚いた事有ったっけ。そう思い出しても 、「 びっくりした 」としか言ってない気がするけど。 

 今は 、取り敢えず紙袋の方に集中しよう。きっと 、オレが楽しみにしてたアレだろうから。
_御巫@ミカナギ_ _怜@レイ_
御巫ミカナギ レイ
   … 東雲 、これ  

  … 予想に反せずに 、やっぱり中身は合っていた。

 
_東雲@シノノメ_ _律@リツ_
東雲シノノメ リツ
  プレゼント 、ありがとう!  

 そう言うと 、御巫は驚いた様な顔を見せていた。蒼月チャンは 、「 知ってたんだ … 」と呟いていた。

  … やっぱり 、楽しいなぁ。
_御巫@ミカナギ_ _怜@レイ_
御巫ミカナギ レイ
   … 知ってたのか?  

 御巫クンがそう言うから 、面白くて笑みをこぼしてしまう。
 それに 、オレは自信満々で答える。

 「 だってオレ 、道化師だからね! 」
 



































 誕生日おめでとう東雲クン!
 未来ヶ丘学園の名に恥じない 、未来溢れる才能を持った生徒の為に
 特別なイラストを用意致しました!
 











 勝手で 、身勝手。オレチャンはそんな東雲クンが素敵だと思うし 、凄く嫌いなんだ!

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 最近芸能界トリオを出せていなかったので 、温めていたネタをバースデーに使ってみました。
 ハッピーバースデー東雲くん!!!!!

 遅れてすみませんでした 🙇🏻‍♀️🙇🏻‍♀️
 遅れたなら 、8時11分に出そうと思ったのですが 、
 起きたら8時半でした。無念。
 

 バースデーも落ち着いたので 、本編進めたいです。
 次回に会いましょ 〜 。

 

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