第3話

一人
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2022/01/26 15:14 更新




私は物心つくときから一人だった

お母さんは暴言や暴力をふるってくる
お父さんは私の事を見向きもしない
使用人は頼んだことはしてくれるけど私と目を合わせようとしない
ずっとずっと一人だった
外にも出してくれないし、部屋から出ることも許されなかった
暇なときは使用人に頼んで呪術の本を読んだ
それではっきりしたんだ
私が嫌われている理由は
呪力がないからだって
でも、呪力が無い代わりに五感がとても鋭かっただから気配や匂いで呪霊がどこにいるか分かった
それでも、誰かが私にかまってくれる様子はなかった
誕生日だって祝ってもらったことはない
苛ついたことはない。けど、
ただただ悲しくて、寂しかった
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…じゅりょくがあればあいしてくれてたかな…?
いつか、努力すれば家族あの人達は私を愛してくれるかな…?

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